京王×電通大発、感性AIがネーミングやキャッチコピー等のイメージ分析アナリティクスに言葉の響きの印象を評価「音韻診断」追加

京王電鉄株式会社と国立大学法人電気通信大学 坂本真樹教授との共同出資により設立された、感性AI株式会社は、2023年8月10日(木)にマーケティングソリューション「感性AIアナリティクス」のバージョンアップを実施する。

このバージョンアップに伴い、感性AIアナリティクスの音韻印象評価機能の一部を試すことのできるサービス「音韻診断」の無料提供を8月3日より開始した。

同社は、今後も、ユーザーからの要望を反映した機能アップデートや、精度向上に向けたAIデータ拡充を継続的に実施し、ユーザーに満足してもらえるサービスの提供に向けた開発・改善を続け、ものづくりにおける感性価値創造を目指すとのことだ。



「感性AIアナリティクス」について

同ソリューションは、消費者データを学習したAIが、「ネーミング」「キャッチコピー」「パッケージ」といった商品の重要な要素の感性データを瞬時に出力するイメージ分析AIツールだ。新商品開発や既存商品のリニューアル時において、消費者テストや調査の代替手段として活用できるほか、調査実施前のスクリーニングにも活用でき、これにより、商品企画におけるスピードの向上や市場調査コスト軽減・業務効率化を促進すると同時に、消費者の感性に響くコミュニケーションの実現をサポートする。


■【動画】イメージ分析AIツール「感性AIアナリティクス」(short ver.)


そのキヤッチコピー、狙った印象が伝わってる?

試行錯誤が多い新商品開発、既存商品リニューアル時のブランディング・販促業務において、より消費者の感性に働きかけやすいコミュニケーションの実現・感性価値の創造を支援し、市場調査コストを軽減し商品開発のPDCAを迅速化させ、業務効率化・推進に貢献する同サービスは、「第15回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021」において、AI部門ニュービジネスモデル賞を受賞したほか、経済産業省が推進する「IT導入補助金2023」補助金交付対象ツールとして認定されている。

■【動画】感性AIアナリティクス プロモーション動画


「感性AIアナリティクス」バージョンアップについて

今回のバージョンアップでは、プロジェクトごとに分析結果を保存できる機能の追加など画面デザインを大幅にリニューアル。さらに、言葉の音の響きから受ける印象を評価する機能の一部を試すことのできるサービス「音韻診断」の無料提供も開始する。


バージョンアップ内容

プロジェクトごとに分析結果を保存できる機能の追加や、感性分析結果をより直感的に把握しやすい表示にリニューアルし、消費者にコンセプトが伝わるネーミング、パッケージデザイン、広告コミュニケーションのスピーディーな決定をサポートする。




【DEXPO東京’23】にて展示

同社は8月24日(木)、25日(金)に東京ビックサイトで開催される営業・マーケ/広告・販促/店舗・EC DEXPO東京’23に出展し、同ソリューションを展示する。





「音韻診断」について

「音韻診断」は、感性AIアナリティクスの機能のうち、入力されたネーミングの音の響きの印象を評価する機能の一部を体験できるものだ。入力されたワードの音の響きの印象を分析し、印象を86種類の感性の中から推定する。感性AIアナリティクスは法人向けのサービスだが、同サービスは一般の利用者も広く利用できるため、様々なワードの音の響きを確認するなど気軽に楽しむことができる。

「感性AIアナリティクス」URL:
https://www.kansei-ai.com/marketingsolution-analytics
音韻診断URL:https://www.kansei-ai.com/demo
関連サイト
感性AI株式会社

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