ラーメンも運べるUBTECH社の配膳ロボット「CADEBOT」 早速、ラーメンチェーンで稼働開始 サイネージ広告も表示

サービスロボットのローカライズとグロース支援を行うSenxeed Roboticsは、国内で初めてUBTECH社の配膳ロボット「CADEBOT」の取り扱いを開始した。

取り扱い開始にあわせて、ワイエスフードが運営するラーメンチェーン「九州筑豊ラーメン山小屋 創業店」でCADEBOTの導入が決定し、2023年9月8日より稼働をスタートした。


ラーメンを始めとする汁物の配膳も可能な「CADEBOT」

制振性に優れた特殊ホイールにより、走行時のスムーズな移動を実現させた配膳ロボットであり、ラーメンを始めとする汁物の配膳も可能となっている。

さらに、大画面ディスプレイを搭載し、配膳と合わせて商品等のPRを実施することができ、顔画面では独自のキャラクターデザインや音声設定も可能となっている。

寸法 496 x 558 x 1250mm
広告ディスプレイ 21.5インチ
各トレー負荷 10㎏
移動速度 0.3m/s〜0.8m/s 調整可能
ナビゲーションセンサー ライダーx1 / RGBD カメラx2 /ビジョンカメラx2/超音波センサーx2


九州筑豊ラーメン山小屋への導入背景

昨今の少⼦⾼齢化やコロナ禍の影響などにより、外⾷産業全体が慢性的な⼈員不⾜に加え、⼈件費の⾼騰も⼤きな負担となっており、九州筑豊ラーメン山小屋を展開するワイエスフードにおいても、対策が急務となっていた。

ワイエスフード社ではこうした問題を解消し、FCオーナーを⽀援するため、「配膳ロボット」を活用したソリューションの開発・展開を進めており、複数の配膳ロボットの中からラーメンの配膳が可能かつ店内での宣伝が可能となる点を評価し、配膳ロボット「CADEBOT」の採用が決定。

配膳ロボットの導入により、ロボットと人との役割分担を見直し、アルバイト採用、シフト管理を効率化していくことで生産性の高い店舗運営を可能とし、FCオーナーの支援につなげてるとしており、福岡県⾹春町の直営店「⼭⼩屋 創業店」で実証導入をおこなった上で、他の店舗への展開していくことを目指している。





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ロボスタ編集部

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