ダンボール電子工作ロボット「embot」が「第17回キッズデザイン賞」を受賞 11月に新機能を追加した次世代機「embot+」発売

e-Craftとタカラトミーの両社が手がけるプログラミング学習教材玩具「embot(エムボット)」が、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する「第17回キッズデザイン賞」において「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」を受賞した。キッズデザイン賞の受賞は、タカラトミーでは2回目、e-Craftとしては初の受賞となる。

また、embotは、新たな機能を追加し「embot+(エムボットプラス)」として2023年11月15日にe-Craft shop(https://shop.embot.jp/)で発売すると発表した。

embotについて


embotはダンボールと電子工作 パーツを用いてロボットを組み立てることで、電子工作やものづくりの基礎を学ぶことができ、タブレット等にインストールした専用アプリを用いて、子どもたちでも簡単にプログラミングし、組み立てたロボットを動かすことができる。

一連の作業を通してプログラミングも学ぶことができ、プログラムをフローチャート形式で組むことができるため、if文やfor文など、より高度なプログラミング要素も直感的に身に付けることが可能となっている。

embotスターターキット内容物


■コア(電池ボックス)×1個:サーボモーター/ライト/ブザーを作動させる為の本体パーツ

■サーボモーター×2個:モーターの角度をアプリ上で入力動作

■LEDライト×2個:赤と緑のLEDライト各1個

■ブザー×1個:アプリ上で作曲して奏でる「音の長さ」や「テンポ」の調整が可能

■ダンボール×1枚:クマ型の本体組み立て用ダンボール

embotアプリの特徴


スマートフォン/タブレットで利用できる無料アプリです。ブロック式とフローチャート式の2種類のインターフェースを備えており、フローチャート式のプログラミング教材アプリは少なく、教育関係者からも高評価を得ている。

embot+スターターキット


embot+は新たにスピーカーを付属し言葉を選んでしゃべらせたり、拡張パーツ(別売)をつなげるなど、より拡張性の高い商品へ進化する。また、現行品のサーボモーター、LED、ブザーもそのままembot+で利用可能となっている。

スピーカーが新たに付属


アプリに登録されているいくつかの言葉を話し、効果音を鳴らすことができる。天気、ニュース、音声合成のAPIから自由に情報を利用することができるembotアプリの有料課金サービス「ひらめきAPI」のボイス機能と連携すれば、いろんなお喋りも可能となる。

サーボモーターを3つまで使用可能に

サーボモーターが3つまで使えるようになり、歩行させるなど、より複雑な機構を作れるようになった。(スターターキットに付属するモーターは2つ)

LEDライトが進化

明るさを10段階に調節できるようになり、より細やかな表現ができるようになった。

給電機能


別売りのACアダプターを使用することでコンセントから電源を取ることができるようになり、電池切れの心配がなくなった。

オート電源オフ


使っていないと自動で電源OFFになる機能が追加されたことで電池持ちが改善。

外部センサーとの接続連携が強化

別売りで販売予定の環境センサー、ジョイスティック、 超音波(測距)センサーを使用したプログラミングができるようになった。

ダンボールも進化


さらに組み立てやすく進化し、より強い構造になりました。

embot+スターターキット商品概要
商品名 embot+(エムボットプラス)スターターキット
発売日 2023年11月15日(水)
希望小売価格 9,680円(税込み)
対象年齢 6歳以上
商品内容 embot+ コア×1、ダンボール(3枚組)×1、LED(赤・緑)×2、サーボモーター×2、サーボホーンセット×2、ブザー×1、スピーカー×1、取扱説明書
製造元 株式会社タカラトミー
販売元 株式会社e-Craft
販売先 e-Craft shop(https://shop.embot.jp/

※「e-Craft」「embot」は、株式会社e-Craftの登録商標です。

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ロボスタ編集部

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