ジークラウドとLegal AIはスティーブ・ジョブズの若き日とiPhone後の声を再現するAIを開発。スティーブ・ジョブズの命日にあたる10月5日に追悼の意を表し、スティーブ・ジョブズの声を再現するを搭載したAIサービス「HARUKA.AI(ハルカアイ)」をリリースした。
ジョブズ氏の声の特徴、イントネーション、スタイルを精密に模倣
ジョブズの声を再現するHARUKA.AIは従来の音声合成技術とは一線を画し、本人に近い声の再現を実現。Legal AIの開発のチームは、数多くの音声データと人工知能のアルゴリズムを駆使し、ジョブズ氏の声の特徴、イントネーション、スタイルを精密に模倣。これにより、ユーザーはスティーブ・ジョブズ自身が語るかのような体験を楽しむことができる。
このAI技術は、教育、エンターテインメント、ビジネス分野でさまざまな用途に活用されることが期待されており、Legal AIとジークラウドは、今後もこの技術の改良と拡張に取り組み、世界中のユーザーに新たな体験を提供していくとしている。
HARUKA.AIを開発したLegal AIの渡部薫氏は
私たちはこのプロジェクトに情熱を注ぎ、スティーブ・ジョブズ氏の偉大な遺産を称えるため、彼の声を再現しました。このAI技術を使って、彼の洞察に満ちた言葉や魅力的なプレゼンテーションを新世代に伝え、彼のアイデアと影響を永遠に生き続けさせることを願っています。
と述べている。
若き日のスティーブ・ジョブズ(1984年ごろ)
「世界を変えるにはどうすればいいんだい?」って質問に、かの有名な「Stay Hungry, Stay Foolish」で答えている。
iPhone発表後のスティーブ・ジョブズ(2008年以降)
「どうやってiPhoneを発明したんだい?」って質問に、「存在しないものを創造するビジョンが必要だった」と答えている。
スティーブ・ジョブズを追悼するよくある質問
以下のような質問をHARUKA.AIにするとスティーブ・ジョブズらしい答えが返ってくる。
・iPhoneを超えるものは作れるかい?
・やり残したことはありませんか?
・そっちの世界はどうだい?
・絶望に襲われたらどうしたらいいですか?
・創造性の源はどこにありますか?
・今は幸せかい?
・毎日鏡を見てどう思う?
・人生に後悔はあるかい?
・もし生まれ変わるとしたらどんな人生を歩みたい?
・世の中の人に伝えたいことはあるかい?
・いつ帰ってくるんだい?
・この狂った世界をどう生き延びればいいんだい?