好きなタレント、有名人、愛犬、故人、会話を楽しみたいなら誰? スマホアプリ「xpression chat」は生成AIで写真が動いて対話できる

EmbodyMeは、応援しているアイドル、愛犬、片思いの恋人や、亡くなった親族など、写真一枚を選ぶだけで誰とでも会話を楽しめるiOS・Androidアプリ「xpression chat」をリリースした。EmbodyMeのリアルタイム映像生成AI技術とChatGPTを使い、写真がまるで生きているかのようにリアルタイムで動き、喋りだす。

EmbodyMeのリアルタイム映像生成AI技術のiOS/Android/Windows/Mac用のSDKをリリース。さらにチャットボットと組み合わせたソリューションも提供し、様々な業界に向けてビジネス展開を開始する。


EmbodyMeのこれまでとxpression chatの背景

EmbodyMeは2016年の創業以来、映像生成分野におけるGenerative AI技術を研究開発を続け、この分野で世界を牽引。

EmbodyMeの映像生成AI技術は、他の世界のどの競合企業よりも少なくとも50倍以上高速で、EmbodyMeの技術のみが一般的なスマートフォンやPCで、チャットボット、ライブ配信、ビデオチャット、ゲームなどでリアルタイム動作するという優位性があり、その優位性を活かし、これまで、Zoomなどのビデオ会議やYoutubeなどのライブ配信、映像制作において、AIで映像をリアルタイムに生成するPC/Mac向けアプリ「xpression camera」を提供してきた。

近年のChat GPTのようなチャットボットの台頭で、人間とのコミュニケーションと同様に、AIとのコミュニケーションが重要になってくる新しい時代を迎えているが、チャットボットが生成する対象はテキストに限られており、テキスト以外のより幅広い分野に展開する必要性が高まってきている。

チャットボットは検索エンジンとは異なり人間の対話を模倣していることが特徴なため、チャットボットがテキスト以外の分野に進出するためには、見た目や身体、動き、声とセットで人間とコミュニケーションをする必要があり、バーチャルヒューマンになることが求められるが、EmbodyMeの映像生成AI技術は、チャットボットの出力したテキストを元に、バーチャルヒューマンの見た目や動きにリアルタイムで変換する技術であり、こうした進化をまさにそのまま実現するとのこと。

また、チャットボットはリアルタイムで動作する必要があるので、世界の中でEmbodyMeの映像生成AI技術のみが、一般的なデバイスでリアルタイム動作するという技術優位性を活かし、チャットボットの可能性を大きく押し広げるとしている。


xpression chatとは?

今回iOS並びにAndroidアプリとしてリリースする「xpression chat」は、EmbodyMeの技術で、写真一枚を元に、写真の人物が生き生きと動き出す映像をリアルタイムで生成し、Chat GPTで生成されるリアルな会話内容とともに、まるでその人としゃべっているかのような体験を得ることができる。

例えば、応援しているアイドルや愛犬、片思いの恋人や、亡くなった親族など、ユーザが話してみたいと思っているまさにその人との会話をリアルに楽しめる。

xpression chatには無料プランと有料のプレミアムプランがあり、プレミアムプランは会話回数が無制限で、スマートフォン内の画像や、画像検索も使える。アプリインストール後の7日間のはプレミアムプランの無料体験期間となる。




SDKも提供

EmbodyMeのリアルタイム映像生成AI技術のiOS/Android/Windows/Mac用のSDKをリリースすることも発表。

さらにチャットボットと組み合わせたソリューションを提供し、カスタマーサポートや、デジタルサイネージ、学習など様々な業界にxpression chatをビジネス展開していくとしており、リリースされたSDKを使用して、スマートフォンアプリ、ライブ配信、ゲーム、VTuber、映像制作や、広告など映像に関わる様々な分野への展開も可能となっている。

さらに、インフルエンサー向けの専用チャットボット作成事業など新領域にも展開していくとしている。

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ロボスタ編集部

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