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NTTコノキューが遠隔機器の実用例を紹介　技術継承･人手不足･安全確保の解決にMR遠隔作業支援ソリューション　軽量デバイスにも対応開始

2024年1月30日 By ロボスタ編集部

株式会社NTT QONOQ(コノキュー)は、2024年1月29日(月)より、法人向けMR遠隔作業支援ソリューション「NTT XR Real Support」の対応機種として、老舗スマートグラスメーカーであるVuzix社製のM400スマートグラスとM4000スマートグラス(Vuzix M400/M4000)を追加した。

また、Vuzix M400/M4000対応開始に伴い、Real SupportとVuzix M400のセット価格にて販売を開始する。同セットで購入することで、最大約20%OFFで提供可能。

同社は今後も、Real Supportをより使いやすく、さまざまなシーンで利用できるように改善を進めていくと述べている。

利用イメージ

同セットの利用イメージは以下の通りだ。

遠くにいても隣にいるかのような直感的な指示！リアルタイムポインティングによる遠隔支援を体験

遠隔地のPCから、カメラに映る装置・機械にカーソルを合わせるだけで、現地作業員のグラスに印がリアルタイムに表示されます。これにより、遠くにいても隣にいるかのように、「あれを見てほしい」といった直感的な指示を体験できる。

遠隔と現地でマニュアル内容が同期！「現地で今どの作業をしているか」をわかりやすく表示し、円滑な作業を実現

現地と遠隔でマニュアルのページを同期して表示させることで「現地が今どの作業をしているか」をわかりやすく表示。Vuzix M400/M4000では画面に大きく表示されるため、画面を見れば今行うべき作業がすぐにわかる。

証跡管理機能により、行なった作業が自動的に履歴として保存！後から作業の内容を確認することが可能

画像・動画での証跡保存が可能。作業途中に記録しておきたい情報があれば、その場面ごと撮影して保存できる。画像・動画証跡は遠隔からでも撮影可能のため、Vuzixスマートグラスを使っている方が作業に集中したい場合は、遠隔から撮影することもできる。作業履歴と映像は一つの画面で閲覧出来るので、「何時の作業ではどういう作業現場にいたのか」という確認も簡単。また、作業中に撮影した画像・動画のダウンロードが可能だ。

NTT XR Real Support

NTT XR Real Supportとは「技術継承」「人手不足」「安全確保」等の課題を解決するMR技術を用いた遠隔作業支援ソリューションだ。遠隔地にいる熟練者等の支援者は PCにてビデオ通話のみならず、マニュアルや空間上での指示等の視覚的な情報も含め、支援することもできる。現地にいる若手等の作業者はMRデバイスを活用することで、手を塞ぐことなくハンズフリーでの支援が可能だ。

■【動画】NTT XR Real Support -NTT QONOQが提供する遠隔作業支援ソリューション-

Real Supportではこれまで、HMD(Head Mounted Display)のHoloLens2、iPhone/Androidスマートフォン、 iPadに対応していたが、Real Supportの利用者より、「HMDは重いため、より扱いやすいスマートグラスで使用したい」との意見がでていた。

今回、Vuzix M400/M4000の対応開始により、M400は本体重量約70g、M4000は約100gという軽さのデバイスで、最高約45℃の環境下でもハンズフリーの支援を受けることが可能となる。同対応により、Real Supportは利用者の作業や環境に合わせてさまざまなデバイスを選べる、非常に使いやすいソリューションへと進化した。

デバイスについて

今回、対応を開始したVuzix M400/M4000は、米国に本社を置くスマートグラスおよび拡張現実(AR)テクノロジー製品の大手サプライヤーであるVuzix Corporation(NASDAQ: VUZI)が製造しているスマートグラスだ。

■【動画】VUZIX 2022 M400 Montage