「遊び心をわすれない」をモットーに、デジタルソリューションを展開する株式会社kiwamiは、バーチャルキャラクターによる接客を”xR Cast”と名付け、法人向け3D動画プロモーション、遠隔接客、自動応対などを展開している。
この度、本田技術研究所 Hondaグループの和光研究所内の売店「ベルダ」にて、オリジナルアバターの「xR Cast」を用いたバーチャル店員のサイネージが導入されたことを2024年3月25日に発表した。
「ベルダ」は、24時間営業(無人時間帯:17:30~8:00)を2024年1月よりスタート、快適に利用が出来るよう様々な施策が盛り込まれている。その中の一つとして、「バーチャル店員」のサイネージが登場した。
唯一の店員であるオリジナルのアバターが人感センサーで来店を感知し、挨拶やオススメ商品の紹介を行う。今後も徐々に機能を増やし、より利用者を楽しませるエンターテインメント要素を追加予定となっている。
xR Cast(エックスアールキャスト)とは
労働者人口の減少などが深刻な社会問題化する中、近い未来には店舗や受付など接客が必要な領域で深刻な人員不足が発生する事が予見されている。そのような、接客が必要な様々な場面を単に効率化するのではなく、Virtualの店員さんを実現し、より満足度の高い顧客体験を提供するためのソリューションを弊社ではxRCastとして開発を進めている。同社は、省力化を進めながらも、A.I.や3Dホログラムなどの先進的なデジタル技術を活用した未来のお店が、さらに楽しい場所であるよう、人間らしさを損なわない世界を目指していくと述べている。
同社の提供する技術
同社は、店舗DXを実現すべく、様々な分野のデジタル要素技術を保有するクリエイター集団。3DCGアバターを活用した通話システムや自然な対話を実現するためのAIシステムを始めとした各種システム開発、高品位なキャラクター、コスチュームデザイン及び3Dモデリング、動画編集、高精度モーションキャプチャリングなどのクリエイティブ、省力化店舗支援のためのハードウェア構成支援など、すべて内製化して取り組んでいる。また、独自に裸眼VRという表現を提唱し、特殊なゴーグルなどを利用せずに体験可能なVR表現のソリューション開発を行っている。
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株式会社kiwami