テムザック新型『雷鳥1号』(播種対応モデル)を開発 複数台の群れで動き、効率的に種まきを行うことが可能
2024年4月18日
By ロボスタ編集部
テムザックは、ロボット技術を用いた省力化農業“WORKROID農業”として、米粉用の水稲直播栽培を宮崎県延岡市で実践しており、播種のさらなる省力化に向け、新型『雷鳥1号』(播種対応モデル)を開発した。鉄コーティングした種籾の播種を実施するとしている。
新型の雷鳥1号は、アタッチメントを付け替えることで、播種と雑草防除の両方を自動で行うことができる農業ロボット。小型で群れ化させることにより、不整形地や小規模圃場など耕作放棄されてしまいがちな条件不利農地でも対応が可能となっている。
新型『雷鳥1号』 (播種対応モデル)について
新型の雷鳥1号は複数台の群れで動き、効率的に種まきを行うことができる自動播種ロボット。高精度な位置推定により自律航行します。AIにより、種がまけていない場所をロボットが判断し、圃場全体に播種を行うことが可能となっている。
自律航行
AIで種がまけていない場所を判断し効率的に播種ができる。
小型化&群れ化
不整形地・小規模圃場など条件不利農地にも対応。
太陽光発電エネルギー
燃料費の節約&石油を燃やさず環境にも優しい。
スペック
雷鳥1号(播種対応モデル)
サイズ | 約 全長 700mm、全幅460mm、全高380mm |
---|---|
重量 | 約8kg |
適用面積 | 1反につき5台/約30分 |
電源/駆動電圧 | DC12V×2 |
操作方法 | 自律航行 |
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