ACCESSが最短1日で自社データの生成AIシステムが構築できる生成AIプラットフォームを提供開始 ChatGPT-4o対応

ACCESSは、自社データを用いて手軽に生成AIを試すことが出来るプラットフォーム「FrascoAI」(ベータ版)を開発し、2024年5月20日より提供開始した。併せて、限定50社を対象に本ベータ版を1ヶ月間無料で利用することが出来るトライアルキャンペーンを実施する。

「FrascoAI」とは?


「FrascoAI」は、様々な生成AI技術と自社データを掛け合わせて、業務効率化や新サービス構築を実現するシステムを最短1日で構築して利用可能とするプラットフォーム。チャットAI機能、AIアバター機能、管理画面等が一括で提供されるので、企業の担当者は、個々に複雑な契約やシステム構築に時間を要することなく、導入と同時に利用開始することが出来る。

また、OpenAIが2024年5月14日(日本時間)に発表した最新モデル「ChatGTP-4o」にも対応済のため、より高速化された生成AIを体験することが可能となっている。

「FrascoAI」では、蓄積された自社サービスデータ、IoTデータ等、社内外における暗黙知のナレッジを管理画面から予めインプットして生成AIに学習させることで、ユーザーは、PCやスマートフォンからチャット形式で質問するだけで生成AIにより自動生成された回答を得ることが出来る。これにより企業は、生成AIの実導入に向けて、自社サービスへの生成AI導入時のイメージを持つことが出来るようになる。

さらに「FrascoAI」のAIアバター機能を利用することで、社外顧客を想定した音声対話形式でのサービス構築のシミュレーションを行うことも出来る。また本プラットフォームには高度なセキュリティが実装されているため、生成AIサービスの提供企業によって自社データが学習モデルに利用されることはない。

「FrascoAI」の主な機能

1:チャットAI機能
2:AIアバター機能(音声対話)
3:プロンプト編集機能
4:ドキュメントアップロード機能
5:管理画面

限定50社 無料トライアルキャンペーン

・利用料:0円
・利用期間:1ヶ月間
・アップロード可能な1ファイルのデータ容量:最大50MB
・1日あたりの利用可能質問数:200件
・生成AIエンジン:「ChatGPT-4o」/「ChatGPT-4」/「ChatGPT-3.5」


ACCESSは2023年より生成AIを自社データで活用するプロジェクトを数多くこなしてきた。その成果と知見をより多くの企業に活用してもらうため、生成AI活用プラットフォームとして公開するに至ったと説明。今後、ACCESSは、「FrascoAI」の提供による顧客企業のトライアル体験を通じて、自社サービスへの生成AIの本格導入に向けたビジネス構築とソフトウェア開発を支援するとしている。

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ロボスタ編集部

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