人型ロボット「Pepper」が脱炭素に向けた「グリーンダンス」に挑戦 環境大臣政務官の表敬訪問&報告で 

ソフトバンクロボティクス株式会社の人型ロボット「Pepper」は、2024年6月27日に朝日環境大臣政務官を表敬訪問した。「環境月間」である6月に行った環境保全の啓発活動について、朝日環境大臣政務官に自ら報告し、今後の意気込みを語った。



「グリーンダンス」に挑戦

今年6月5日、Pepperは10歳の誕生日を迎えた。誕生日の6月5日は、「環境の日」ということもあり、環境省を訪問し、環境省のネイチャーポジティブキャラクターの「だいだらポジー」、環境省広報室のまちゃゆきさんと脱炭素に向けた個人の取り組み(ゼロカーボンアクション)をテーマにしたダンス「グリーンダンス」に挑戦した。その様子は同社の公式YouTubeチャンネルで公開している。


■ 6月5日は環境の日&Pepper誕生日!!​ 

また、環境月間を通し、Pepperの公式X (@Pepper140605)では、環境問題に対する理解と取り組みの促進につながる情報を発信した。

お誕生日企画の詳細:
https://www.softbankrobotics.com/jp/news/info/20240605a/

ソフトバンクロボティクスの環境教育

教育機関向けに展開している「Pepper for Education」は、プログラミング教育やAI教育、環境教育などで活用されており、これまで約1,300の教育機関で約50,000回の授業を実施してきた。

環境教育においては、Pepperが補助教員となり、子どもたちとインターラクティブに学べる「Robo Blocks スクールテンプレート」の「環境教育 海洋ごみ編」と「環境教育 生活ごみ編」を環境省監修のもと、京都府亀岡市と共同開発し、2019年から全国の教育機関に展開している。
なお、「Robo Blocks スクールテンプレート」は教員や子どもたちとのPepperを介した授業中のやりとりをテンプレート化したもの。 Pepperが補助教員となっておこなうユニークな授業が簡単に実施できる。

そのほか、AIやロボットなどの最先端テクノロジーで子どもたちが社会課題に挑戦する教育プロジェクト「STREAMチャレンジ」を毎年開催しており、これまでに多くの子どもたちが食品ロスなどの環境問題に取り組んだ。
同社は「今後もPepper for Educationを通し、未来を担う子どもたちに環境保全の重要性を知るきっかけを提供していきます」とコメントしている。

Pepper for Education:
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/education/

STREAMチャレンジ2024(2024年3月開催):
https://www.softbankrobotics.com/jp/event/stream2024/

STREAMチャレンジの開催について:
https://www.softbankrobotics.com/jp/news/info/20240613a/

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム