日本科学未来館 トヨタと共同開発ロボット「ケパラン」Daokoと共演したダンスを実演初公開へ!ドームシアター「ISSの360度映像」作品も

日本科学未来館(東京・青海)は、7月17日(水)から「ケパランのダンスタイム」と、ドームシアター 新シリーズ「PLAY DOME」を一般公開する。


「ケパラン」はトヨタ自動車と協力して開発した未来館オリジナルのパートナーロボット。「ケパランのダンスタイム」では二足歩行や片足でのパフォーマンスなど、初披露となる動きが見せ場となる。「PLAY DOME」では国際宇宙ステーション(ISS)に360度カメラを持ち込んで撮影されたドキュメンタリー作品などが公開される。

常設展示コーナーの未来館オリジナルのパートナーロボット「ケパラン」

日本科学未来館は火曜日が休館日(火曜日が祝日の場合は開館)。


ケパランのダンスタイムは1回3分のパフォーマンス

「ケパラン」は「みんなで育てる」をコンセプトに誕生した未来館オリジナルのパートナーロボット。7月16日(ナナイロの日)が「ケパラン」の誕生日。


誕生日を記念し、期間限定で来館者の前で音楽に合わせて約3分間のダンスを披露する。曲は、常設展示「ナナイロクエスト ― ロボットと生きる未来のものがたり」のテーマソング「ナナイロカラフル」。この曲のミュージックビデオ内でも踊ったダンスを実演する。リズムに合わせたなめらかな動きに加え、姿勢を維持する技術を使った二足歩行や片足でのパフォーマンスなど、皆様の前では初披露となる動きにも注目だ。


楽曲「ナナイロカラフル」とは歌手でアーティストのDaokoさんとトラックメイカーのTomgggさんが制作。ケパランは、ナナイロカラフルのミュージックビデオの中でDaokoさんとともにダンスを披露している。 [Choreographer:NON (ELEVENPLAY)]
■Daoko × Tomggg「ナナイロカラフル」

「ケパラン」はトヨタ自動車株式会社の協力のもと、同社の未来創生センターが開発するマスコットロボットの技術を基盤に、キャラクターデザインや来館者とのコミュニケーションに関する初期動作などを未来館オリジナルで開発。姿勢をコントロールしながら自律的に動いたり、来館者とインタラクションしたりすることも可能。

開催日時
2024年7月17日(水)~7月23日(火)
11:10 / 13:10 / 14:10 / 15:10 / 16:10 (各回約3分)
※予約不要、直接会場へ。
※ロボットの調整状況や観覧エリアの混雑状況により、実演を中止する場合がある。
参加費
入館料のみ


ドームシアター 新シリーズ「PLAY DOME」 7月17日公開

ドームシアター新シリーズ「PLAY DOME」は、気軽にドーム型映像や音楽を楽しむことをコンセプトに7月17日(水)から一般公開される。
アルゼンチンやカナダなどの海外短編アニメーション作品や、国際宇宙ステーション(ISS)に360度カメラを持ち込んで撮影されたドキュメンタリー作品など、日本初上映を含む2つの映像プログラムを未来館内の「ドームシアターガイア」で公開する。
直径15メートルの全天周を覆うドーム型スクリーンの特性を生かした大迫力の映像作品を、子どもから大人まで気軽に楽しむことができる。

プログラム「アニメーション・カーニバル」は、日本初上映の2作品を含む海外短編アニメーション3作品をオムニバス形式で上映。親子向けのストーリーを楽しみながら、映像技法としての「アニメーション」の原理や技術の発展についても体感することができる。各作品をつなぐナレーションは、「<物語>シリーズ」の戦場ヶ原ひたぎ役や、「魔法少女まどか☆マギカ」の暁美ほむら役などで注目を集める声優の斎藤千和さんが担当。周囲の人と話をしながら鑑賞でき、子ども連れでも入場しやすいプログラムとなっている。

プログラム「地上400kmのドキュメンタリー ISS」は、360度カメラをISSに持ち込み、宇宙飛行士自らが地上のクルーと連携しながら撮影した映像作品。ドーム型映像としては日本初上映。宇宙での等身大の日常生活や女性宇宙飛行士の活躍など、宇宙飛行士を身近に感じられるストーリーが展開。高精細カメラで撮影された、ISSの窓「キューポラ」越しに見える太陽や地球の姿もドーム空間いっぱいに見ることができる。

上映作品
「アニメーション・カーニバル」 13:20~ (本編約30分)
「地上400kmのドキュメンタリー ISS」 10:20~、14:20~ (本編約30分)
鑑賞料
常設展+ドームシアター 大人940円、小学生~18歳以下310円、未就学児100円
観覧方法
事前予約制(7日前から予約可能。残席がある場合に限り、当日窓口での購入も可)
https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/dometheater/

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ロボスタ編集部

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