プロジェクションマッピングの国際大会を明治神宮外苑で9月開催 世界14カ国から18作品が集結 イルミやドローンショー『TOKYO LIGHTS』

一般財団法人プロジェクションマッピング協会は、日本発・世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」を今年も開催する。日程は2024年9月14日(土)~9月16日(月・祝)の3日間。世界56の国や地域から278組のエントリーし、当日はファイナリストとして選ばれた世界14カ国の18作品が集結する。


最終日はグランプリなど、入賞者が決定し、華やかな授賞式が開催される予定。場所は明治神宮外苑 聖徳記念絵画館。一般観覧は有料、18歳以下は先着で無料のチケットが用意される。また、オンライン配信も予定されている。
なお、この大会は2012年より開催されていて、今年で第12回目を迎える。

去年のグランプリ授賞作品

この大会は、世界中から集まるプロジェクションマッピング関連のクリエイターたちにとって最高峰の競演の場だという。AIなど、その時代の新しい技術を取り込んだプロジェクションマッピングの可能性を開拓し続けている。
今年もファイナリストに選ばれた18組のクリエイターが繰り広げる新たな挑戦によって、さらなる進化を遂げた大会となると期待されている。

「第12回 1minute Projection Mapping Competition」ファイナリストに選ばれた18組のクリエイター


『TOKYO LIGHTS』のメインコンテンツとして開催

この国際大会「1minute Projection Mapping Competition」は、前回に引き続き東京の新しい光の風物詩となっている光の祭典『TOKYO LIGHTS』のメインコンテンツとして実施される。


「TOKYO LIGHTS」ではオフィシャルアンバサダーにVTuberの「いずれ菖蒲か杜若」(にじさんじ)、プロジェクションマッピング国際大会・授賞式メインMCに「ハリー杉山」さん、サポートMCとして「渋谷亜希」さんを迎えて、豪華な顔ぶれで光の祭典を盛り上げる。

いずれ菖蒲か杜若(にじさんじ)©ANYCOLOR, Inc.

ハリー杉山さん

渋谷亜希さん

『TOKYO LIGHTS』は、国内外で数々の大型イベントを手掛ける演出家 潤間大仁氏総合演出のもと、日本を代表するクリエイターたちがTOKYOに結集。非日常感にあふれた壮大な光の世界を創り上げる。

ETERNITY MIRROR MONOLITH

約300機のドローンとパフォーマーが織りなす大迫力の低空飛行ドローンライトショー「STAR DANCE」、無線制御型のペンライト「FreFlow(フリフラ)」。約1万本の光が次々に変化する巨大コロシアム「GALAXY SYMPHONY」、高さ7mの巨大なミラーとLEDビジョンが未来を映す「ETERNITY MIRROR MONOLITH」など、光のアートと最先端テクノロジーが融合した、5つの没入型ライブエンターテインメントが体験できる。

大迫力の低空飛行ドローンライトショー「STAR DANCE」

AURORA GARDEN


国際大会「1minute Projection Mapping Competition」は

「1minute Projection Mapping Competition」とは、今大会で12回目を迎える世界的にも歴史と権威あるプロジェクションマッピングの国際大会。

本年度は世界56の国または地域から278組のエントリー。「Mirror:鏡」をテーマに1分から1分59秒の短い映像作品で今年の世界一を競う。「第12回 1minute Projection Mapping Competition」のファイナリストは既に決定している。本年度はこの18組による映像作品で世界一を競う。


チーム名 (国名) 一覧

Machineast (マレーシア&インドネシア)
Ari Dykier (ポーランド)
Svitlana Reinish (ウクライナ)
Photonic Tonic (メキシコ)
RodarStudio (チリ)
Wong (中国)
カジケン (日本)
BBCDesign (日本)
Kentaro Tanaka (日本)
Dreamcatcher Studios (インド)
ruestungsschmie.de (ドイツ)
Eloi Février (フランス)
St.Frax (イタリア)
C.L.V.X (インドネシア)
OOOPStudio (イタリア)
Elektrick.me (ブルガリア)
凹凸工作室
VLOOPY (ルーマニア)

公式サイト:https://1minute-pm.com/


国際大会の審査員について

国際大会の審査会は、国内外のプロジェクションマッピングや業界の有識者を迎え、厳正なる審査が行われる。



◆ 審査員 兼 招待作家(名前:敬称略/肩書き/国名)
Filip Roca / Digital Media Artist / スペイン
Vali Chincișan / Multimedia Artist specializing in Videomapping / ルーマニア
◆ 審査員(名前:敬称略/肩書き/国名)
Antoine Manier / Director, Rencontres Audiovisuelles / フランス
西村真里子/ HEART CATCH 代表取締役 / 日本
川田十夢 / 開発者/AR三兄弟 / 日本
豊田啓介 / 東京大学生産技術研究所特任教授、NOIZ、gluon / 日本
石多未知行/ クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家、イベントプランナー / 日本

TOKYO LIGHTS 2024 概要
名称:TOKYO LIGHTS 2024
会期:令和6年9月14日(土)から16日(月・祝)まで
時間:18:00 開場/ 21:00 閉場   飲食エリアのみ※ 16:00 開場21:00 閉場

1.プロジェクションマッピングエリア(国際大会)
■2024年9月14日(土)、15日(日)/国際大会(2回公演)
第1部 18:30-19:20
第2部 20:00-20:50
■ 2024 年9月16日(月・祝)国際大会(1回公演)・授賞式
19:00-20:50

2.光のエンターテインメントエリア
2024 年9 月14 日(土)〜16 日(月・祝) 18:00 開場/21:00 閉場
会場:明治神宮外苑 聖徳記念絵画館(新宿区霞ヶ丘町1-1)、及び明治神宮外苑 総合球技場軟式球場

※来場できない人も楽しめるように、プロジェクションマッピング国際大会と授賞式の様子はオンラインで配信予定。
※本事業では環境に配慮した取組を進める。(バイオ燃料による自家発電)
※11月にエキシビションを開催予定。詳細は改めて案内。

◆ チケットについて
プロジェクションマッピング国際大会の迫力ある映像作品を鑑賞エリアで楽しめる有料座席を用意。18歳以下の人は、先着で無料にて鑑賞エリアを利用可能。
A プロジェクションマッピング鑑賞エリア座席チケット 要事前購入(定員:各回1,400名程度)
①国際大会鑑賞(有料座席)と②光のエンターテインメントエリア入場がセット
B 無料入場チケット 要事前予約(定員:各日10,000名程度)
①国際大会鑑賞(立ち見エリア※)と②光のエンターテインメントエリア入場がセット
※ 立ち見エリアの定員は各回1,600名程度。
※ 入場時にスマートフォン等でチケットのご提示が必要。
チケット購入は公式サイトより:
https://tokyolights.jp/

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ロボスタ編集部

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