スマート物流「マイクロフルフィルメントセンター専用設計」の自動搬送ロボット「CarryBot」を発表 OrionStar Robotics

OrionStar Roboticsは、マイクロフルフィルメントセンター(MFC)専用に設計された世界初の物流ロボット「CarryBot」を発表した。

マイクロフルフィルメントセンターとは、都市部や消費者の近くに位置する小型で高度に自動化された倉庫のこと。注文応答時間を短縮し、顧客満足度を向上させることを目的としている。

CarryBotは、これらのコンパクトで効率的な物流環境の要求に応えるように設計。その多用途な輸送能力、柔軟な適応性、包括的な安全機能は、倉庫の自動化における重要な進展を示し、物流および配送業界に前例のない効率性と柔軟性を提供するとしている。


CarryBotの主な利点

・多機能輸送アタッチメント: MFC内のさまざまな素材ニーズに対応し、生産性を2〜3倍向上。

・柔軟なシナリオ適応性: VSLAM+技術により、施設の改修なしでレイアウト変更に迅速に適応可能。

・360°安全保護: LiDAR、深度カメラ、衝突保護センサー、緊急停止ボタンを備え、安全な運用を確保。

・柔軟かつ構成可能: 既存の作業フローを妨げることなく導入可能。


ビジネスへのメリット

・作業者の生産性向上: 重いカートを押す必要がなくなり、より価値のある業務に集中可能。

・無駄な移動時間の排除: ピッキング、棚入れ、出荷準備などの長距離輸送作業を担当。

・需要の変化にスケーラブル: 複数のロボットによる協力をサポートし、ピーク時の迅速かつ容易なスケーリングが可能。

OrionStar Roboticsは、CarryBotの発表は物流自動化における重要なブレークスルーを意味していると述べるとともに、先進技術とソリューションを提供することにコミットしているOrionStar Roboticsは、グローバルな顧客が競争の激しい市場で成功への手助けをしていくとのことだ。

OrionStar Roboticsについて

OrionStar Roboticsは、2016年9月に設立されたAIサービスロボットソリューション企業。自社開発のフルチェーンAI技術を駆使し、独自の製品開発能力を統合している。OrionStar Roboticsのミッションは、人々を反復的な作業から解放し、より創造的で意味のある仕事に集中できるようにすることであり、2023年12月時点で60カ国以上で60,000台以上のロボットを展開している。

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