スマート物流向けロボティクス自動倉庫「AirRob」と2機種の搬送ロボットを一挙に発売 倉庫内の入荷から出荷までを自動化 +A

プラスオートメーション株式会社(+A)は、自動倉庫「AirRob(エアロボ)」と、T11型パレット対応の搬送ロボット「LUC-L1500V」、台車を搬送可能な「JUC-L600R」を発売することを発表した。+Aは物流ロボティクスサービス「RaaS」(Robotics as a Service)を展開している企業。
「AirRob(エアロボ)」は、高スループット・高密度保管・自由なレイアウトを同時に実現する自動倉庫。

+Aは、2019年の創業以来、5,000台以上の導入実績があるという。最も知られているソリューションのひとつ仕分けロボット「t-Sort」に、これらの新ソリューションを加えることで、倉庫内の入荷から出荷までの自動化におけるトータルソリューションの提供が可能になったとしている。

■AirRob製品説明動画

特に「AirRob」は、入出庫の多いオペレーション(日用品・アパレル・製造部品)に最適で、チルド帯にも対応可能という。
なお、これらの実機展示とデモンストレーションを「国際物流総合展2024」の同社ブース(東:6-503)で行う予定。

同社は「引き続きより多くのお客様の現場課題を解決できるよう、関わるすべての皆さまと共に多様なサービスを創っていきます」とコメントしている。


「AirRob」の特長

「AirRob」は、従来の自動倉庫と比較しレイアウトの自由度が高い保管ソリューション。倉庫のフロアの形状や天井の高さに合わせた設計が可能で、防火区画を跨ぐことも可能。ラック間のクリアランスやステーション設置スペースが小さく、倉庫スペースをフル活用することができる。600トート/時間/ステーションのピッキングを実現する。


「LUC-L1500V」の特長

「LUC-L1500V」は、倉庫や工場内のパレット搬送を無人化するためのリフトアップ型「AMR」。可搬重量1,500kgで、ハンドリフトを使用する倉庫現場やT11型パレットを使用する工場内で活用できる。「3Dビジョンセンシング技術LX-MRDVS」搭載で、周囲の環境変化に影響されない天井も認識する360°立体での環境認識により、安定した位置決めと障害物検知を行う。


「JUC-L600R」の特長

「JUC-L600R」は、倉庫内や工場内の工程間搬送などさまざまなシーンで利用可能な、可搬重量600kgのジャッキアップ型AMR。「3Dビジュアル障害回避システムLX-MRDVS」を搭載し、優れた安全性を確保する。

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ロボスタ編集部

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