アニメの機動戦士ガンダムの世界を、現在や将来の技術に置き換えて、どこまで実現しそうかを、見て操作して体験することができる特別展「GUNDAM NEXT FUTURE SCIENCE展~未来の豊かな暮らしのために~」が開催中だ。場所は、東京の科学技術館(北の丸公園)。
開催期間は2024年10月3日(木)から10月22日(火)まで。10月12日(土)~14日(月)の三連休は、まるでSF映画から飛び出してきたかのような、大型の4人乗り4足歩行型ライド『SR-02』の搭乗体験が実施される。しかも、『SR-02』にはなんと「ハロ」が乗っているのだ!!
ハロが巨大四脚歩行ロボットにドッキング!もちろんハロも動きます。かわいくて、かっこいい。天神英貴デザインの最新SR-02が三連休の間、科学技術館で動態展示されます!#V_Sido pic.twitter.com/FXDCxgdjM8
— 吉崎航 (@W_Yoshizaki) October 11, 2024
『SR-02』は天神英貴氏のデザイン。今回の展示はその最新版がお披露目されている。
ロボット制御システムには、横浜ガンダムと同じ「V-Sido」を搭載で、吉崎航氏の開発によるもの。なお、搭載されている「ハロ」も動いているのがわかる。
搭乗体験は10月12日(土)~14日(月)の3日間の限定なので、体験したい人はお見逃しなく。
多脚ロボット「ハロ」の操縦体験も
今回の展示には、操縦体験ができる多脚ロボットに乗ったハロ「BALGOI」も常設されていて、その可愛さが話題になっている。
「BALGOI」もロボット制御システム「V-Sido」で動作し、ジョイスティックで直感的に操作できる。こちらが開催前日の内覧会での「BALGOI」の様子。この時、実はハロの耳は手動で開閉しなくてはいけなかったのだが・・
■機動戦士ガンダム 多脚ロボットに乗ったハロ「BALGOI」の操縦体験 (@内覧会)
なんと開催期間中に「BALGOI」ハロの耳が電動に進化している!! 開催期間中にアップデートって・・凄まじい。
V-Sidoで動く、ハロ搭載型ロボット BALGOI。新しい機能がこっそり増えました。#V_Sido #科学技術館 pic.twitter.com/2351NUEUUZ
— 吉崎航 (@W_Yoshizaki) October 11, 2024
「BALGOI」の「ハロ」とSR-02搭載の「ハロ」。サイズはずいぶんと異なる。
ハロと、でっかいハロ。かわいすぎる。#V_Sido pic.twitter.com/3ViHtJdl3z
— 吉崎航 (@W_Yoshizaki) October 9, 2024
横浜ガンダムの手とジャンケン体験
更に、横浜ガンダムの現物の動く腕(こちらも「V-Sido」)とジャンケンできる体験コーナーも用意されている。
■ 機動戦士ガンダム 横浜ガンダムの手を操作体験、ジャンケン対決も
更に、三連休は特別プログラムの講座も用意されている。講座の内容は公式ページを確認して欲しい。
三連休は「GUNDAM NEXT FUTURE SCIENCE展~未来の豊かな暮らしのために~」に足を運んで、ロボットの触れあい/操縦体験をしてみてはいかがだろうか?
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。