TODA BUILDINGと虎ノ門ヒルズ ステーションタワーで警備ロボット「SQ-2」が本格稼働 施設全体の警備員の負担軽減に寄与

SEQSENSEは、テイケイの協力・運用のもと、2024年11月1日から東京都中央区京橋にある「TODA BUILDING」で、同じく2024年12月1日東京都港区虎ノ門にある「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」において、自律移動型警備ロボット「SQ-2」の本格稼働を開始したことを明らかにした。

TODA BUILDINGでの稼働状況

TODA BUILDINGにて運用中のSQ-2

TODA BUILDINGは、地下3階地上28階建ての超高層複合用途ビル。SQ-2はその中で1階エントランスロビーと2階オフィスエントランススペースにて運用されており、SQ-2は1階と2階をエレベーターを使って移動し、立哨を行う。

時間帯によってフロアを移動し、警備員に代わって立哨することで、施設全体の警備員の負担軽減に寄与する。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでの稼働状況

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーにて運用中のSQ-2

一方の虎ノ門ヒルズ ステーションタワーは地上49階建て、高さ約266mの多用途複合の超高層タワー。SQ-2は、エレベーター連動によるフロア移動を行い、約30フロアを巡回する。このフロア数はこれまでのSEQSENSEの導入事例でも最多となっている。

SQ-2が、日中は商業フロア、夜間はオフィスフロアを警備員に代わって巡回することで、このような大規模な施設全体の警備員の負担軽減に寄与するとしている。

警備ロボット「SQ-2シリーズ」について


SQ-2は、3次元センサー技術・自己位置推定アルゴリズム・リアルタイム経路計画アルゴリズムなど高度なテクノロジーを駆使することで生まれた自律移動型の警備ロボット。

独自の3DLiDARを搭載しており、警備対象物件の詳細な3次元マッピング、歩行者をはじめとした動体検知、環境の変化を検出することが可能となっており、立哨・巡回・来館者対応といった警備業務の全面的あるいは部分的な代替を行うことで、施設の管理コスト削減に貢献する。

さらに、SQ-2は定期的な遠隔アップデートにより、新機能の実装や不具合解消を行うため、常に最新の状態で利用することが可能となっている。

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ロボスタ編集部

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