NTTグループが「1万人の第九 EXPO2025」でIOWNによる技術サポート 音と映像が遅延ない一体感あるハーモニーを実現

NTTは、2025年日本国際博覧会(「大阪・関西万博」)において開催される、1万人の第九 EXPO2025(主催:毎日放送(MBS))へのIOWNによる技術協力を決定したと発表した。

IOWNによる技術サポートを実施し次世代通信技術と音楽文化の新しい可能性を探る

NTTグループは2025年大阪・関西万博の夢洲会場において、低消費電力、大容量高品質、低遅延伝送を兼ね備えたオールフォトニクス・ネットワーク(APN)を夢洲会場内のパビリオン・催事施設等の主要施設間に提供することで、多くのパートナーと共創し未来を先取りした体験を提供することを発表している。

今回、多くのパートナーと検討している上記取り組みの第一弾として、大阪・関西万博会場内(大屋根リング・ウォータープラザ)にて、2025年4月13日の開幕初日に開催される「1万人の第九 EXPO2025」において、IOWNによる技術サポートを実施することを明らかにした。

これにより次世代通信技術と音楽文化の新しい可能性を探るとしている。

具体的取り組み

1万人の第九 EXPO2025におけるIOWNによる技術協力イメージ
1:会場内APNによる夢洲会場内遠隔合唱のサポート

世界的指揮者 佐渡裕氏・オーケストラ、1万人の大合唱団を配置する大屋根リング、およびウォータープラザの映像・音響装置を会場内APNで接続することで、音と映像が遅延ない一体感あるハーモニーを実現する。

2:「All-Photonics Connect powered by IOWN」による遠隔での番組制作サポート

当該イベントをMBSが番組制作するにあたり、本年12月に提供を開始する「All-Photonics Connect powered by IOWN」を提供し、夢洲会場からMBS本社のサブコントロールルームに合唱をリアルタイム伝送することで、遠隔での番組制作(リモートプロダクション)を実現する。

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ロボスタ編集部

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