
ロボット開発企業の1X Technologiesは、次世代の家庭用ヒューマノイド「NEO Gamma」が家事を学習する動画を公開した。「The 1X AI Team」と「NVIDIA GEAR Lab」の共同研究によるもので、シリコンバレーのパロアルトにある従業員の自宅で、「NEO Gamma」は1週間かけて皿洗いを学習したという。
その前段で「NEO Gamma」は、NVIDIAのCEO、ジェンスン・フアン氏に会い、フアン氏に特製の革ジャンをプレゼントする様子も納められている。
動画の説明書きには、「1X Technologiesは、人間と一緒に生活し、学習できるように設計された家庭用の、安全でインテリジェントなヒューマノイド ロボットを開発する AI ロボット企業です。2014年に設立され、サンフランシスコベイエリアとノルウェーの両方に本社を置いています」と記されている。
■1X & NVIDIA Research Collaboration
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神崎 洋治
神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。