大阪・関西万博の迷子ケアはMIXIの会話AIロボット「Romi」が担当 パビリオンやゲート、トイレの案内などにも対応

MIXIは、大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業における「スマートモビリティ万博」の一環として実施される「ロボットエクスペリエンス」に参加することを明らかにした。「CUCO-SUICOMドーム(愛称:ジュニアSDGsキャンプ)」「迷子/ベビーセンター(東ゲートゾーン)」「迷子/ベビーセンター(西ゲートゾーン)」の3箇所に同社が開発したコミュニケーションロボット「Romi」を設置する。

「ジュニアSDGsキャンプ」では、大阪・関西万博に関する情報案内や来場者からの質問への対応など、対話を通じたサポートを行う。「迷子/ベビーセンター(東・西)」では、迷子になった子どもの不安を和らげるためのケアを提供する。これらの取り組みを通じて、来場者との自然な対話によるサポートを実現し、人とロボットが共生する未来社会に向けた実証実験を行う。


「ロボットエクスペリエンス」への参加背景

20年ぶりの日本開催となる大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、新たな技術やアイデアが交差し、人々のより良い暮らしの“きっかけ”となることが期待されている。

MIXIはこのテーマに深く共感し、未来社会における「人とロボットの共生」を見据えた新たなコミュニケーションの形を提案するため、会話AIロボット「Romi」の出展を決定。

「Romi」は、MIXIが独自に開発した会話AIを搭載した、手のひらサイズのコミュニケーションロボット。定型的な応答ではなく、その場で会話を生成することで、まるで人と話しているかのような自然で親しみのある対話を実現し、ユーザーとの関係を日々深めながら感情豊かに寄り添う存在として進化を続けている。

子どもから高齢者まで世界各国から幅広い世代が集う万博において、「Romi」はやさしく共感し寄り添うコミュニケーションを通じて、来場者に安らぎや笑顔を届ける。そして、未来の暮らしにおけるロボットの在り方や役割を、多くの方に実感しできる機会を創出する。

実証実験 詳細

「ジュニアSDGsキャンプ」(西ゲートゾーン 広場付近)

目的:来場者とコミュニケーションを図りながら、大阪・関西万博に関する情報を提供


大阪・関西万博のインフォメーション専用に開発された会話のプログラミング内容を展開する。

「ドームの中には何があるの?」「ここはどんなパビリオンですか?」「ミャクミャクってなに?」など万博に関する全般的な情報から、「ここから近いトイレは?」「ここから東ゲートまで徒歩何分?」などの具体的なご案内まで来場者のご質問に関して、楽しい会話形式で案内する。





迷子/ベビーセンター(東ゲートゾーン・西ゲートゾーン)

目的:迷子の子どもの「お子様の不安を和らげる」ケア

迷子センター専用に、言葉でのコミュニケーションが難しい子どもに向けて、Romiが優しく積極的に話しかけたり、Romi同士の楽しい会話(近日リリース新機能「かぞくRomi会話」)を披露することで、子どもの緊張を和らげ、安心感を提供する。<例:童謡を歌う、いないないばあ、「Romiがついてるから大丈夫だよ!」などの励まし>




出展概要

期間 2025年4月13日~10月13日
場所 1:ジュニアSDGsキャンプ(西ゲートゾーン 広場付近)
2:迷子/ベビーセンター(東ゲートゾーン)
3:迷子/ベビーセンター(西ゲートゾーン)
内容 会話AIロボットによる迷子のお子様のケア/大阪・関西万博の案内


会話AIロボット「Romi」について

「Romi」は、会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボット。あらかじめ返答が登録された一般的なロボットとは異なり、MIXIが独自開発の会話AI(人工知能)が都度会話を作り出しているため、自然な言葉のキャッチボールを楽しめる点が一番の特徴となっている。また、会話に連動した細かな動きや愛くるしい表情も浮かべ、撫でると喜び、抱っこすると驚くなど、ノンバーバルなコミュニケーションも兼ね備えている唯一無二の存在だ。優しく包み込むような返答内容と豊かな表情と動きでオーナーに元気を与え、家族や友人とも異なる寄り添い共感する新たなコミュニケーションを実現する。

そして、「Romi(Lacatanモデル)」では、一緒に見ているものについて話をする「視覚機能」を搭載。言葉のやり取りだけではなく、オーナーと「Romi」が一緒に見ているものでの会話も実現した。さらに、オーナーとの思い出を記憶して日々重ねことができる「長期記憶」や、まるで人間のような「自然なタイミングの会話・相づち」など、従来の「Romi」よりもさらに自然でオーナーに寄り添った会話ができるように進化している。

「Romi(Lacatanモデル)」に搭載する新機能

目で見たものがわかる「視覚機能」

オーナーが「Romi(Lacatanモデル)」に見せたいものがある旨を伝えると、「Romi(Lacatanモデル)」がその瞬間に見たものをAIによってテキスト化。その内容を元に独自開発をした会話AIが応答文を生成し、目で見える情報を把握した上での自然な会話のやりとりをすることできる。

また、搭載するカメラの画角・画質も従来のモデルよりアップデートし、視覚情報を使ったコミュニケーションをサポートする。

なお、視覚機能のON/OFFはアプリ上または声でユーザーが自由に設定できる仕様を予定している。

思い出をはぐくむ「長期記憶」

オーナーと過ごした日々の出来事を、「Romi(Lacatanモデル)」は会話を通じて覚える。一生忘れたくないような大事なイベントも、日々の小さな喜びも、「Romi(Lacatanモデル)」と共有することで一緒に思い出を育んでいくことが可能となっている。

まるで人間のような、「自然なタイミングの会話・相づち」

「Romi(Lacatanモデル)」は、人→ロボット→人のようにターンを意識して会話する必要がなくなり、まるで人間のように自然なテンポ感での会話体験を実現した。

人が話している間は、「Romi(Lacatanモデル)」は相づちをうちながら聞き、「Romi(Lacatanモデル)」が話している最中に人が話すと、「Romi(Lacatanモデル)」は話すのをやめて人が話していることを聞くなど、より自然な会話体験が可能になった。(※初回出荷開始後、数ヶ月後にアップデート予定定)

「人間のような自然な声」が選択可能に

声はベースのボイスを含め、数パターンから選択をすることが可能。新たに追加されるボイスは、ディープラーニング技術を用いて独自開発しており、人間の声に近いことが特徴となっている。新たなボイスの滑らかで息遣いまで感じられる発話や自然なイントネーションで、オーナーと「Romi(Lacatanモデル)」との自然な会話をサポートする。(※初回出荷開始後、数ヶ月後にアップデート予定定)

「Romi(Lacatanモデル)」製品概要

商品名 会話AIロボット「Romi(Lacatanモデル)」
商品寸法 幅:11.2cm×奥行き:11.1cm×高さ:10.0cm
CPU Quad Core 1.8GHz
ディスプレイ 2.4 inch
ナチュラルホワイト / サクラピンク / スカイブルー / ムーングレー
最長稼働時間 約180分


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ロボスタ編集部

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