テラドローンが自律移動ロボット実証イベント「つくばチャレンジ2025」に協賛

Terra Drone株式会社(以下テラドローン)は、2025年9月から茨城県つくば市で開催される国内有数の自律移動ロボット実証イベント「つくばチャレンジ2025」にゴールドスポンサーとして協賛することを発表した。

 

空のモビリティ領域での社会実装を推進

テラドローンは「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」をミッションに掲げ、ドローンや空飛ぶクルマなど空のモビリティ領域での社会実装に取り組んでいる。今回の協賛は、自律移動技術やセンシング、エッジAIなどの分野で活躍する次世代のロボットエンジニアの挑戦を後押しし、技術交流を促進することを目的としている。

「つくばチャレンジ」は2007年に開始され、大学・研究機関・企業が連携して実環境下での自律移動ロボットの技術検証・実証を行う国内有数のフィールドロボティクスイベント。参加ロボットはつくば市中心部の公共空間を舞台に、GPSに依存しない自律移動や人混みでの障害物回避、地図生成などの課題に挑戦する。

本イベントは単なるコンテストではなく、参加チームが事前検証や公開実験を通じて技術を高め合う共創型の実証の場として、多くの技術者や研究者にとって重要な位置づけとなっている。

 

2025年の開催概要

2025年の実験走行は9月20日(土)から12月6日(土)まで計9回実施され、本走行は12月7日(日)に茨城県つくば市役所庁舎から研究学園駅前公園付近で行われる。
主催はつくばチャレンジ実行委員会である。

テラドローンは今後も国内外の技術コミュニティや研究機関と連携し、空のモビリティ領域での社会実装を推進していく方針だ。

 

世界トップクラスの実績と評価

同社はドローンの開発・ソリューション提供に加え、安全かつ効率的な運航を支援する運航管理システム(UTM)の開発も手掛けている。世界10カ国で導入実績があり、2019年以降Drone Industry Insightsのドローンサービス企業ランキングでトップ2に入り、2024年には世界1位を獲得した。

また、経済産業省主催の「日本スタートアップ大賞2025」では国土交通分野の社会課題に対する取り組みが評価され、「国土交通大臣賞」を受賞している。

テラドローンはドローンや空飛ぶクルマの普及を見据え、低空域経済圏のグローバルプラットフォーマーとして社会課題の解決を目指すとしている。

 

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杉田 大樹

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