昨年から予告されていたAlexaスキルにおける課金の仕組みが正式発表された。
既に「Jeopardy!」など一部スキルでサブスクリプションモデルが導入されるなど実際にテストされた上での導入となる。

Amazon Alexa / In-Skill Purchase Overview
Amazon Alexa / Make Money through In-Skill Purchasing
Alexa Blog / Make Money with Your Alexa Skills through In-Skill Purchasing (Now Generally Available)
Alexa Blog / How to Build an Alexa Skill with In-Skill Purchasing
Alexa Blog / 8 Best Practices for Designing Premium Experiences for Alexa Skills
有料Alexaスキルの販売をサポートしたのではなく、無料Alexaスキルの中でプレミアムコンテンツに課金する「In-Skill Purchasing(ISP)」と呼ぶ「スキル内課金」がサポートされた。
無料で使えていたスキルが課金により機能が拡充されたり、ロックされていたコンテンツへのアクセスできるようになるイメージだ。具体例として、音声ゲーム内の拡張パックとして特別アイテムやカスタムキャラクターなどの販売、インタラクティブストーリーのワンタイム購入・プレミアムコンテンツへの購読、マルチアカウント機能など標準では使えない機能をオプションとして販売するなどがあげられている。
スキル内課金はワンタイム購入モデルおよびサブスクリプションモデルの2種類が用意される。ワンタイム購入は製品の権利を買うもので有効期限がないタイプ。一方サブスクリプションモデルはコンテンツやサービスへの継続的なアクセスを提供する権利で定期的(毎月または毎年)に課金するタイプだ。なお、これ以外の課金方式、例えば、使うと減ってしまうタイプのコンテンツ・機能(ゲーム内通貨やゲームの残機追加など)の課金はサポートされない。
課金の価格は開発者が0.99~99.99ドルの範囲で定価を設定する。販売されると開発者は定価の70%を受け取ることができる。
なお13歳未満の子供のためのスキルは販売不可となっている。
Alexaスキルにおけるマネタイズについては、他にリワードプログラムによる報酬、Amazon Pay経由での音声コマースなどがあるが、今回のスキル内課金はマネタイズの王道になるだろう
僕はこう思った:
FAQには他の国も展開予定と書かれていました。日本での早期導入を期待!



