成田国際空港でセキュリティロボット「cocobo」が稼働 巡回ルートを自律走行 異常時には常駐警備員と連携

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セコム株式会社は成田国際空港でセキュリティロボット「cocobo」(ココボ)を活用した警備サービスを6月13日(月)より開始することを発表した。

セキュリティロボット「cocobo」

「cocobo」はAI・5Gなどの最先端技術を活用して立哨・巡回、点検業務など、さまざまな業務を提供するセキュリティロボット。搭載したカメラでとらえた映像をリアルタイムでAI解析し、異常を検知した際は防災センター等に設置された監視卓へ異常信号や映像を送信、常駐警備員と連携して対応する。また、「バーチャル警備システム」、建物内の監視カメラ、エレベーター設備などのクラウド上のさまざまな情報を共有・連携し、より高度な業務を提供することができる。“公共空間との調和”“威厳と親しみやすさ”をコンセプトに中性的で凛としたデザインとした。

セキュリティロボット「cocobo」


成田国際空港で「cocobo」の警備サービスを提供

セコムは成田国際空港において常駐警備員による高品質な常駐警備サービスに加え、自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボットX2」が巡回監視や立哨などの業務の一部を担い、人とテクノロジーを融合させた高品質なセキュリティを提供してきた。
成田国際空港に導入する「cocobo」は「セコムロボットX2」の機能に加え、AIを活用した放置物や転倒者、混雑状態などの検知・通報、LEDディスプレイを活用した平時の案内から有事の際の注意喚起など、多くの利用客が訪れる空港ならではのニーズに対応できる機能も備え、さらなる警備品質の向上と業務効率化を実現する。

成田国際空港を走行する「cocobo」のデザインイメージ


成田国際空港での「cocobo」利用イメージ


「cocobo」のスペック
サイズ(W)700mm×(D)1,200mm×(H)1,250mm
質量約160㎏(バッテリー含む)
走行速度最高速度6㎞/h(周囲の環境に合わせて速度を制限)
連続走行時間約3時間
アーム(防水加工不可)全長978mm(上下100mm の昇降機能あり)※オプション
  ・ステレオカメラ、赤外線センサー、照明用LED
検知機能残留者、転倒者、混雑状況、異常音、熱源、放置物 
※いずれもオプション
威嚇機能音声、ヘッドライト、発煙装置※オプション
遠隔通話マイク、内蔵スピーカー(常駐警備員との音声通話)
表示機能状態表示LED、高輝度LEDディスプレイ※オプション
必要通信環境5G 、LTE、Wi-Fi対応
防水機能防水規格:IPX5
《山田 航也》

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山田 航也

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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