産業用屋外清掃ロボット「Beetle 2.0」を北米初公開 MODEX 2026にGausiumが出展

産業用屋外清掃ロボット「Beetle 2.0」を北米初公開 MODEX 2026にGausiumが出展
  • 産業用屋外清掃ロボット「Beetle 2.0」を北米初公開 MODEX 2026にGausiumが出展
  • 屋外清掃ロボット「Beetle 2.0」を北米初公開 MODEX 2026にGausiumが出展

AI搭載自律清掃ロボットのグローバルリーダーであるGausiumは、北米最大級の物流見本市「MODEX 2026」に出展した。

同社はアトランタで開催された本イベントにて、倉庫や製造現場、物流拠点向けに最適化した産業用清掃ロボットの最新ラインアップを披露している。

屋外清掃ロボット「Beetle 2.0」を北米初公開

今回の目玉は、過酷な産業環境および屋外物流環境向けに開発された「Beetle 2.0」の北米初公開だ。堅牢なシャーシと衝撃吸収サスペンションを採用し、不整地・段差・大量のごみが発生する現場でも安定した走行を実現する。

工場敷地、物流パーク、屋外保管エリア、荷さばき場などでの運用を想定している。

主な仕様として、清掃幅800mm・直径142mmの大型ローラーブラシを搭載。3D LiDARと360度ビジョンセンサーにより死角を抑えた周辺認識を実現し、フォークリフトと作業員が混在するエリアでも安全性に配慮した自律運用が可能だ。IP54相当の防塵・防滴性能とリアルタイム降雨検知により、さまざまな天候条件にも対応する。

「Marvel」「Mira」のライブデモ

会場では、倉庫向け掃引・洗浄一体型ロボット「Mira」と「Marvel」の実演も実施している。

「Mira」

中規模倉庫や高密度ラック施設向けで、幅66cmの狭い通路でもスムーズに走行できる。

「Marvel」

大規模倉庫・工場向けで、50kgのブラシ圧による強力な洗浄、前方掃引と後方洗浄の同時動作、自浄式汚水タンクを搭載。手作業による清掃の約3倍の効率を実現し、油汚れやタイヤ痕を効果的に除去する。

2台連携システムの世界初公開

屋内洗浄ロボット「Omnie」と「Beetle 2.0」が連携する2台自律清掃システムを世界初公開した。両機が地図・エリア・動線情報をリアルタイムで共有してシームレスに連携し、屋外から屋内まで一貫した無人清掃を実現。重複作業の削減と運用効率の最大化に貢献する。

倉庫清掃の3大課題に対応、24時間365日の無人運用を訴求

Gausiumは今回の展示を通じ、倉庫清掃における3つの主要課題への対応を強調している。第1に、Marvelの強力な洗浄性能による頑固な油汚れの除去支援。第2に、360度センシングによる人と機械が混在する環境での事故リスク低減。第3に、24時間365日の無人運用による夜間作業・人手不足への対応だ。

同社事業副社長のPeng Liang氏は「MODEX 2026は、Gausiumが北米の物流業界に向けてフルラインアップを展開するうえで重要な節目となる。強力な清掃性能、スマートセンシング、完全自律運用を組み合わせた技術パッケージにより、産業分野に対し1年での投資回収、リスク低減、業務品質の向上を提供する」と述べた。

業務用清掃ロボット(倉庫・物流向けラインナップ)

Gausiumは2013年の設立以来、世界70カ国以上・6,500社以上に採用されており、清掃・サービス産業のインテリジェント化とデジタルトランスフォーメーションをリードしている。


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