株式会社FAMSは、最大35kg可搬の人協働ロボットパレタイザ「CoboPal3(コボパル3)」を2026年6月に発売すると発表した。
同社は安川電機の100%出資グループ会社として、2021年10月より人協働ロボット「MOTOMAN-HCシリーズ」を用いたパレタイズシステム「CoboPal」を展開。製造業を中心に省人化・重筋作業の軽減・生産性向上に貢献してきた。
今回、1200件を超える提案活動で得た現場の声をもとに、安川電機製の35kg可搬ロボット「MOTOMAN-HC35」を搭載した最新モデルを開発した。
2モデルで現場ニーズに対応
CoboPal3は用途に応じた2モデルを展開する。

「一体型モデル」はロボット制御盤を架台に内蔵したオールインワン仕様で、据付は最短1日、翌日からの稼働が可能だ。新デザインの架台により操作性とメンテナンス性を向上させた。
「SLIM型モデル」は制御盤を別置きにすることで高いレイアウト自由度を確保。コンパクト設置から最大4パレット配置まで対応し、既存ラインへの柔軟な導入を実現する。
重量物搬送自動化と操作性を両立する4つの特長
CoboPal3の主な特長は以下の4点だ。
20kg以上の重量物パレタイズを自動化し、吸着と把持を組み合わせたロボットハンドの自社設計・提案により、袋・一斗缶・コンテナなど多様なワークに対応。
MOTOMAN-HC35のロングリーチを活かした高積載・広範囲パレタイズを実現。最大4パレット配置やL字・多面配置にも対応し、省スペースと生産性向上を両立する。
設置環境に応じた2モデルの選択により、限られたスペースや既存ラインへの導入も柔軟に対応できる。
大画面カラータッチパネルによる直感的な操作を採用。専門知識不要で品種登録・切替が可能で、現場の教育コストと運用負荷を軽減する。

食品・化学・建材・物流など幅広い業界への展開を想定しており、FAMSのロボット自動化システムとの組み合わせによる製造ライン全体のトータル提案も可能としている。
CoboPal3は「FOOMA JAPAN 2026」(2026年6月2日~5日、10:00~17:00、東京ビッグサイト)と「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026」(2026年6月11日~13日、10:00~17:00、Aichi Sky Expo)にて初展示される予定だ。両展示会では実機によるパレタイズデモンストレーションが実施される。
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