全世界スマートスピーカー市場、2018年も急成長を維持。AmazonがGoogleに僅差でシェア勝利、中国勢も躍進

2019年2月25日、市場調査会社Canalysが全世界のスマートスピーカーについての調査結果を発表した。調査結果は、2018年第4四半期と2018年通期における全世界のスマートスピーカーの出荷台数をまとめたもの。


Amazon vs Google

Image: Canalys

Amazon EchoとGoogle Homeの四半期ごとの出荷台数推移をグラフ化したもの。Googleが2018年Q1〜Q2でAmazonを逆転したが、2018年Q4では再びAmazonが伸びたことがわかる。


世界市場

Image: Canalys

2018年通期での出荷台数とマーケットシェアのデータも公開された。全体ではスマートスピーカーの出荷台数は2017年3,470万台に対して2018年7,800万台、125%増加した。また2018年にはディスプレイ搭載のスマートディスプレイが増加し、全体の8.3%、640万台に達したという。



Image: Canalysのデータを元にrobot startがグラフ化

2017年に比べてAmazonがシェアを大きく落とし、Alibaba、xiaomi、Baiduなどの中国勢が大きく伸びたことがわかる。またGoogleもシェアを落としているが、Amazonとの相対的な差は大きく縮まった。またOhters(その他)も伸びている。この中にはApple HomePodや、AmazonやGoogleの音声アシスタントを搭載したサードパーティー製デバイスが含まれる。



Image: Canalysのデータを元にrobot startがグラフ化

市場シェアを円グラフにしてみた。1年間での市場シェアの変化には目を見張るものがある。

先日紹介したStrategy Analyticsによる2018年の全世界のスマートスピーカー出荷台数のレポートとは微妙にデータに違いが見られるので興味のある人は見比べてもらえればと思う。



Source:Canalys

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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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