Amazonのカンファレンス「Re:MARS」に登場したロボットを一挙紹介!ドローン、配送センター用ロボット、4足歩行ロボットなど。

2019年6月4日〜6月7日開催のAmazonのカンファレンスイベント「re:MARS」は、A機械学習(Machine learning)、オートメーション(Automation)、ロボティクス(Robotics)、および宇宙(Space)産業で活用されるAI技術の未来を拓くイベント。各産業のビジネスリーダーや技術開発者を対象に、4つの研究分野がAI技術の未来をどのように形成するのかを学び、共有できる場となっている。

今回はロボティクス(Robotics)に関連した情報をまとめてお知らせする。


Amazon Prime Air – New Drone



まず注目なのがAmazon Prime Air用の最新ドローンだ。このドローンは、ヘリコプター的な垂直離着陸可能かつ飛行機的な空中旋回が可能のハイブリッドタイプとなっている。約2.3キロ以下の荷物を積んで約24キロの距離を30分以内で運べる仕様だ。また、配達時の騒音を配慮して、プロペラは高周波音を低減するように最適化されているという。運用には規制当局の承認が必要なため、すぐに米国全土で利用されるわけではないというが、数カ月のうちに実際にこの配達ドローンで商品が顧客に届けられるようになるという。

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The Amazon Blog dayone


Amazon Robotics – Pegasus


配送センター用のロボット「Pegasus」もお披露目された。Pegasusは幅約60センチメートル、奥行き約90センチメートルのベルトコンベヤーを搭載した自走式のロボットで、配送センター内を移動して、荷物を下ろす作業を自動化する。現在、コロラド州デンバーのAmazonフルフィルメントセンターには800台を導入済みだ。これにより人為的な配送ミスが大幅に削減できたという。また、Amazonは世界中で現在200,000台のロボットを使っていることも明らかになった。

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The Amazon Blog dayone


Amazon Robotics – Xanthus


前述の「Pegasus」を改良した新型ロボット「Xanthus」もお披露目された。Pegasusに比べてより本体の厚さが薄くなり、部品点数を1/3に減らしたことで、コストも半減したモデルだ。幅広い種類の作業に対応できるように上部に様々なモジュールを装着することができるのも特徴だ。

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IEEE Spectrum


Boston Dynamics – Spot



Amazon自社ロボット以外に、Boston DynamicsのSpotもお披露目された。Spotは現在、パッケージ配達や測量作業など様々な実証実験を行っているという。商用バージョンのSpotの正式な発売日は未定だが、年末までに発売される予定だという。

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The VERGE


その他


accentureがデモを行ったシャーレを管理するアームロボット。

赤と白のオブジェクトを瓶に整理してくれるアームロボット。


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The Amazon Blog dayone




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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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