泳ぐ、バイク、走る、エレベータに乗る!エボルタNEOくんがトライアスロン挑戦へ!東京2020オリンピックの競技会場が舞台

パナソニック株式会社は、乾電池「エボルタNEO」の長もち性能の実証実験として、単3形乾電池を動力としたロボット「エボルタNEOくん」による「トライアスロン」に挑む。2020年7月に開幕する東京2020オリンピック・パラリンピックまで約1年のタイミングに、実際にトライアスロン競技が行われるお台場海浜公園を舞台に実施することを6月28日に発表した。
「エボルタNEOくん」は、昨年の広島県・宮島を舞台にした「世界最長遠泳成功」(「一次電池(乾電池)でロボットが泳いだ最長距離」としてギネス世界記録に認定)を始め、過去6回のチャレンジでも活躍してきた小型のロボット。ロボットクリエーターの高橋智隆氏が設計・製作を担当している。


オリンピックのトライアスロン競技は、スイム・1.5 km、バイク・40 km、ラン・10 kmの総距離51.5 kmで実施されており、トライアスロンが正式競技となったシドニー2000大会以降の5大会で、男子の最速タイムは1時間45分01秒。
エボルタNEOくんは身長約17cm(青年男子の約1/10)のため、本チャレンジでは距離を上記オリンピック・ディスタンスの1/10に設定し、オリンピックでの最速記録を上回る時間での完走を目指す。開催当日はライブ配信を予定している。

■ エボルタNEO トライアスロン発表【パナソニック公式】 12分30秒くらいから

■ エボルタNEO トライアスロン【パナソニック公式】(当日チャレンジの様子を完全生中継)

エボルタNEOチャレンジ2019(公式サイト)
https://panasonic.jp/battery/challenge/2019.html

同社は、カルガリー1988冬季オリンピック以来、「TOP(最高位のオリンピックスポンサー)」として約四半世紀にわたりオリンピックをサポートし続けており、今回の「エボルタNEO」のチャレンジで、開催まで約1年と迫ってきた東京2020大会とトライアスロン競技、そしてその舞台となるお台場エリアを盛り上げていくと述べている。

「エボルタNEO」東京2020オリンピック・パラリンピック 特別パック




「エボルタNEO トライアスロンチャレンジ」概要

スイム・バイク・ラン用に開発された3種のロボット「エボルタNEOくん」が、単3形乾電池「エボルタNEO」2本だけを動力に、スイム・150 m、バイク・4 km、ラン・1 kmの総距離5.15 kmを1時間45分01秒以内で完走することに挑戦する。

日時

2019年8月7日(水)12:00開始予定 ※雨天順延。予備日8月8日予定

場所

お台場海浜公園(東京都港区台場)

当日のコース


ロボットについて
スイムロボット 重さ150g 長さ(身長)17cm 幅(肩幅)7cm
バイクロボット 重さ291g 長さ(身長)22cm 高さ20cm 幅12cm
ランロボット 重さ440g 長さ(身長)25cm 高さ22cm 幅10cm
材質 プラスチック、チタン、カーボン

※重さには単3形乾電池2本(約48 g)は含まず。
※デザイン・仕様は今後変更することもある。

「エボルタNEOくん」スイム/バイク/ラン



■【動画】エボルタNEOチャレンジ2019トライアスロン コース紹介【パナソニック公式】

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム