コロナ禍対策の遠隔診療 中部徳洲会病院(沖縄)が東京警備保障のアバターロボットを導入

東京警備保障は医療法人沖縄徳洲会 中部徳洲会病院に遠隔操縦ロボット「アバター警備&接客ロボット」を導入したことを発表した。

東京警備保障が展開する遠隔操縦ロボットを用いた「アバター警備&接客」では、遠隔地からの操作でアバターロボットのスムーズな移動と円滑なリアルタイムコミュニケーションが可能。同社では従来から展開している警備や受付サービスに加えて、省人化・効率化・コスト削減を推進している。







中部徳洲会の導入背景

中部徳洲会では新型コロナウィルスに罹患した患者の受け入れに尽力しているが、患者同士の2次感染の防止や対応する医師や看護師、病院関係者の安全性を少しでも確保するという課題があった。そこで、東京警備保障が展開するアバターロボットを活用し、遠隔診療や遠隔受付等を利用する事で対面接触での診療と適切に組み合わせ、対応者の2次感染を抑止する事を目標としている。




医療法人沖縄徳洲会 中部徳洲会 事務部長 呉屋 済仁氏は次のようにコメントしている。
「徳洲会グループでは、いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会を目指しています。それは、新型コロナウィルスが猛威を奮っている沖縄の現在においても変わる事はありません。世界的に問題となっているコロナ禍に対し、沖縄中部に根ざした当院が医療を通じて地域に貢献をしていく事、患者様は勿論、病院スタッフの安全と安心に配慮していく為に、遠隔操縦ロボットを用いて少しでもリスク対応できればと思っております。東京警備保障株式会社には、最先端の技術展開を加速し、より事業拡大する事を期待しています」

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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