「BOCCO」と「BOCCO emo」のアプリを1つに統合「IFTTT」連携で暮らしが便利に 「BOCCOボタン」を渋谷PARCOで展示

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社は、これまで別々のアプリでの操作が必要だったコミュニケーションロボット「BOCCO」(ボッコ)と「BOCCO emo」(ボッコ エモ)のアプリを1つに統合することを発表した。

それぞれの機能や過去のメッセージ履歴はそのまま引き継ぐことができ、ひとつのアプリで操作が可能になる。また、チャットルームをスワイプすることで、BOCCOチャンネル・センサを含む全ての通知の表示や、ユーザーの会話だけの表示など、表示切替も可能。なお、BOCCOを利用中のユーザーはBOCCO emoアプリへの移行が必要。



「IFTTT」×BOCCO emo連携スタート

これまでBOCCOでの利用が可能だったWebサービス「IFTTT」(イフト)が、BOCCO emoでも利用できるようになった。「IFTTT」はプログラミングの知識や難しい設定をしなくても、BOCCOやBOCCO emoを様々なWebサービスにつなげることができる。設定後は専用アプリから欲しい情報を簡単に得ることが可能。



IFTTT連携活用例

日の入りをお知らせ
日々変わる日没時間を設定し、BOCCO emoがお知らせ。洗濯物の取り込み忘れに。
https://ifttt.com/applets/S78H2qbu-

GPSで指定の場所に近づいたらお知らせ
スマートフォンの場所を検知して、自宅や最寄り駅などの指定した場所に到着すると、BOCCO emoがお知らせする。家族や子どもの見守りに。
https://ifttt.com/applets/xKkPBzQT-

Googleスプレッドシートに行が追加されたら内容をお知らせ
Googleフォームとスプレッドシートを連携したり、Google Action Scriptを活用してスプレッドシートに記録を残したり、BOCCO emoの使い方をカスタマイズすることが可能。
https://ifttt.com/applets/yF79N6xA-google-spreadsheet

IFTTT連携時のチャットルームイメージ

IFTTTで連携可能な外部サービス例
・メール(Gmailなど)
・カレンダー/ToDo管理(Google カレンダー、iOS Calendarなど)
・SNS/ブログ(Twitter、Facebook、Instagram、RSSなど)
・音声デバイス/IoT(Google アシスタント、MESH、インテリジェントホームなど)
・天気/位置情報(Weather Underground、Locationなど)


プロトタイプの「BOCCOボタン」を渋谷PARCOでプレ体験

まだ世に流通していないユニークなプロダクトを体験できる渋⾕発の次世代型ショールーム「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」にて、BOCCO emoが「BOCCOボタン」と連携して各展示プロダクトの案内役を務める。「BOCCOボタン」を押すことで、BOCCO emoがしゃべってプロダクトの紹介をする。開発中のプロトタイプを体験できるのは「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」のみ(「BOCCOボタン」の発売時期は未定)。

展示期間:2021年12月9日(木)〜終了未定

BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE(住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 1F) 営業時間:11:00~20:00

「BOCCOボタン」はBOCCOおよびBOCCO emoと連携できるIoTボタン。既存のつみきセンサ同様に、ボタンを押したことをきっかけに予め設定した内容を発話する「センサでおしゃべり」ができる。また、BOCCO emoの音声UIの代わりとして、ボタンを押すだけでメッセージの再生・録音の開始、天気予報のお知らせなど本体機能の呼び出しも可能。

BOCCOボタンの主な機能(予定)
・予め設定した内容をBOCCO及びBOCCO emoが発話、及び、アプリのチャットルームに投稿(センサでおしゃべり機能)
・BOCCO emoの機能呼び出し
・BOCCO emoのIFTTT連携機能を活用した、外部Webサービスとの連携

【BOCCOボタンの使用例】
・消耗品のそばに設置し、買い物メモとして活用
・枕元に設置し、寝ている状態でのメッセージの再生・録音の開始を可能に
・複数の「BOCCOボタン」を接続して友達と早押しボタンゲームなど、遊びに活用


BOCCO emoについて

BOCCO emoは2015年に誕生した「BOCCO」(ボッコ)の次世代モデルのコミュニケーションロボット。BOCCOの機能(音声メッセージの送受信、センサ連携、天気配信やリマインド機能、IoT機器との連動など)に加え、音声認識機能、ハンズフリー対話、Wi-Fi/LTEの通信方式に対応、共感を生む感情表現、ニックネーム設定、そしてAPIによるシステム連携を実現しました。様々な情報を届け、家族の一員として振る舞う。


専用のBOCCO emoアプリは、家族内でのメッセージのやりとりや、センサーの反応を確認することができる家族専用掲示板。BOCCO emoに話しかけると、音声メッセージと音声認識でテキスト化されたメッセージがスマホに送信される。また、スマホからはテキストか音声でメッセージを送信することができる。子どもや高齢の親などスマホを持たない家族とも簡単にコミュニケーションをとることができる。

BOCCO emo プロモーションムービー

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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