熊本城にAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera Enterprise」を導入 天守閣の滞在人数を把握して効率的な感染拡大防止対策

AI・IoT・ビッグデータプラットフォームを開発、販売する株式会社オプティム(以下、オプティム)は、熊本城の天守閣向けの新型コロナウイルス対策ソリューションとして、高機能リアルタイムAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera Enterprise」を提供することを発表した。天守閣内の滞在人数を管理して、コロナ対策を支援する。


天守閣内の滞在人数を把握

これまで熊本城では新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として、入場チケットに印刷したQRコードを利用し、天守閣内の滞在人数を把握、コントロールする取り組みを行なってきた。しかし、入場者のチケット紛失やQRコードの読み取りに時間を要する等の問題があった。

今回提供した「OPTiM AI Camera Enterprise」より得られたデータを用いて天守閣内の滞在人数を把握することで、より効率的な感染拡大防止対策が可能となる。また、利用者のスムーズな入場が可能となることから密集状態の発生を防ぐこともできる。


「OPTiM AI Camera Enterprise」とは

「OPTiM AI Camera Enterprise」は店鋪や施設など業界別・利用目的別に設置されたさまざまな種類のカメラからデータを収集し、学習済みモデルを活用して画像解析を行うことでマーケティング、セキュリティ、業務効率などの領域を支援するパッケージサービス。「医療機関」や「小売」、「鉄道・交通機関」など12業種・用途を対象とした計300種類を超える学習済モデルを適用したメニューを備え、低コストで実用化できるサービスを開始することが可能。


オプティムの目指す「オプティマル事業」

急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機会が増えている。このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではない。このような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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