Amazon「Amazon Kids on Alexa」機能を提供開始 利用時間やコンテンツ管理、音楽フィルタリング、EC制限など安心機能を拡充

Amazonは11月28日(月)、「Amazon Kids on Alexa」機能を発表した。Alexaを親子で安心してより楽しく利用できる機能で、ユーザは利用時間やコンテンツの管理、音楽のフィルタリング、音声ショッピング機能の制限などが「Amazon Echo」シリーズのデバイスで利用できるようになる(この記事では、以下、親や親権者を保護者と表記)。


Amazon Kids on Alexaの機能

Amazon Kids on Alexaで利用できる主な機能は、以下の通り。
特定のEchoデバイスを子ども専用として利用する場合、保護者はAlexaアプリからEchoデバイス毎にAmazon Kids on Alexaの利用の設定ができる。Alexaアプリからデバイスを選択し、「設定」-「Amazon Kids」を有効にし、画面の指示に従って設定する。
Echo Showシリーズを利用のユーザは、デバイスの設定画面からも「Amazon Kids」を有効にすることができる。

家族で共有してEchoデバイスを利用する場合、子どもごとの音声IDまたはビジュアルIDを予めユーザのアカウントに紐づくキッズプロフィールに登録しておくことで、Amazon Kids on Alexaの機能をユーザ毎に切り替えて、利用することができる。子どもがAlexaに音声IDまたはビジュアルIDを登録すると、Alexaが子どもの声または顔を認識した際に、子ども向けコンテンツを提供する。

ペアレントダッシュボードの画面例


ペアレントダッシュボード

保護者はペアレントダッシュボード( https://parents.amazon.co.jp )にアクセスし、子どもがAlexaで利用する子ども向けスキルやコンテンツ、不適切な表現を含む音楽再生の自動フィルタリング、デバイスの利用時間などの履歴を確認することができる。
またAlexaによる音声ショッピングの機能は、初期設定時は無効になっていて、保護者が子どもによる音声ショッピング利用を防止できるようになっている。


キッズ向けコンテンツ

Alexaは、お話、雑学、挨拶、歌など子ども向けに知的好奇心を豊かにすると考えられるコンテンツやAlexaスキルを提供する。子どもが話しかけると、Alexaが質問に答えたり、ジョークを言ったり、なぞなぞを出したりする。


コミュニケーション

Amazon Kids on Alexaを有効にしたEchoデバイスから、子どもはユーザのアカウントに紐づくAlexaデバイスや保護者が許可した連絡先に対して、呼びかけやビデオ通話などのコミュニケーション機能を利用することができる。

Amazon Kids on Alexaの各機能の詳細については、ヘルプページにも記載されている。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GLY85BGU2GM9BFZE

なお、Amazon Kids on Alexaでは、子ども向けのサブスクリプションサービス「Amazon Kids+」は利用できない。「Amazon Kids+」の詳しい説明は下記を参照。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202119910

また、「Amazon Kids」の詳しい説明は下記。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GHRVRLACAYKJXF7Y

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ロボスタ編集部

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