東京都及びDigital Innovation City協議会(DIC協議会)は、先進モビリティ株式会社、WILLER株式会社、BOLDLY株式会社、日本科学未来館、Le DESIGNと協働し、同関連団体が研究開発を進める4つのモビリティの体験イベント「未来を乗りにおいでよ。次世代モビリティのまち体験」を行う。
同プロジェクトは、2023年1月18日(水)から2月6日(月)まで東京臨海副都心 公道及びシンボルプロムナード公園内にて実施するもので、一般の参加者に向けて、次世代モビリティを体験する機会を提供する予定だ。
なお、イベントによって実施期間が異なるほか、メンテナンス等による休止日を含んでいる。また、全てのイベントは事前予約制のため、特設ホームページから各体験イベントの申込ページにアクセスし、必要事項を記入する必要がある。
Digital Innovation City協議会とは
Digital Innovation City協議会は、東京都(港湾局)、エリアマネジメント、研究機関、地元企業といった臨海副都心に関わる団体等が連携し、臨海副都心における「デジタルテクノロジーの実装」及び「スタートアップの集積」を推進するDigital Innovation City(DIC)の実現に向けて協議することを目的として、令和3年3月30日に設立した組織だ。東京都では、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送る「スマート東京」の実現を目指しており、ベイエリアは先行実施エリアの一つとなっている。
株式会社フジテレビジョン、森ビル株式会社、株式会社東京臨海ホールディングス、一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会、東京都立産業技術研究センター、国立研究開発法人産業技術総合研究所 臨海副都心センター、国立研究開発法人科学技術振興機構 日本科学未来館、東京都港湾局臨海開発部
同プロジェクト概要について
東京都/DIC協議会が主催する「未来を乗りにおいでよ。次世代モビリティのまち体験」では、EV(電気自動車)仕様の自動運転バスや、観光向け小型自動運転モビリティ、視覚障害者を目的地まで自動で誘導するナビゲーションロボット「AIスーツケース」など4つのモビリティを実際に体験できる。臨海副都心エリアにおいては、次世代モビリティを実装することで、まちの賑わいや回遊性の向上を図るとともに、年齢や障害の有無を問わず、誰もが安心して自由に移動できる、持続可能なまちを目指すとのことだ。
「未来を乗りにおいでよ。次世代モビリティのまち体験」詳細
東京臨海副都心 公道及びシンボルプロムナード公園内にて下記の4つの体験イベントを実施する。
自動運転EVバスで移動しよう!お台場回遊プロジェクト
「J6(ジェイシックス)」は中国の自動車メーカーBYDが日本の交通需要にフィットするように開発した小型電気バスだ。1回の充電で約200kmの走行が可能で、コミュニティバスとしても十分な走行距離を誇るほか、広い低床エリアを確保しており、子どもから高齢者まで安心して乗り降りすることができる。同プロジェクトでは、この製品に先進モビリティ株式会社の自動運転システム及び各種センサーを搭載した、自動運転EVバスとして東京テレポート駅を起点とする約2.5kmの2つの公道ルートを走行する。
運行日時 | 2023年1月18日(水)~1月29日(日) 各日10:00~17:00 ※運休日:1/23(月)、1/24(火)、1/26(木)、1/27(金) ※大雨、降雪等の場合は運休の可能性あり ※運行スケジュールの詳細は申込みページで確認できる |
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会場(集合場所) | 東京テレポート駅、日本科学未来館、アクアシティ ※予約したのりばに直接お越しください |
募集人数 | 1便18名(着席15名、立席3名) ※年齢制限なし ※一人座りできない乳幼児は膝の上に載せることで乗車可能 ※ベビーカーはたたんで乗車可能 ※車いすでの乗車も可能 |
参加費 | 無料 |
申し込み方法 | 専用フォームから申し込み(先着順) |
募集期間 | 2022年12月26日14時〜乗車日の前日まで |
実施主体 | 先進モビリティ株式会社(事業プロモーター 日本工営株式会社) |
コンパクトな自動運転EVバスによるお台場シティバリューアッププロジェクト
「ARMA(アルマ)」は、フランスの自動運転バスメーカー「NAVYA」が提供する乗車定員14人、最高速度19km/時の自動運転シャトルバスです。EV仕様となり、1回の充電で約8時間の自動走行が可能だ。また車内外に搭載されたカメラによって遠隔から安全管理ができる仕様となっている。同プロジェクトでは、アクアシティお台場を起点とし、シンボルプロムナード公園内を東西・南北に周遊。乗車した人が、お台場のお出かけをより一層楽しめるよう、謎解きスタンプラリーや周辺施設で使える割引券を配布する。
運行日時 | 2023年1月28日(土)~2月6日(月) 平日:14:00発、15:00発、16:00発、17:00発 休日:11:20発、12:00発、12:40発、13:20発、14:00発、14:40発、15:20発、16:00発 ※1月28日(土)、29日(日)、2月4日(土)、5日(日)はスタンプラリーに参加可能 ※運休日 1/31(火)、2/1(水) ※大雨、降雪等の場合は運休の可能性あり ※運行スケジュールの詳細は申込みページで確認できる |
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会場(集合場所) | アクアシティお台場3F女神のゲート入口横 |
募集人数 | 1便6名 ※車いすでの乗車はできません ※乗車の際アプリのQRコードを提示するためスマートフォンが必要となっている |
参加費 | 無料 |
申し込み方法 | 専用フォームから申し込み(先着順) ※1月6日(金)11時公開予定 |
募集期間 | 2023年1月6日11時~各便出発時刻の1時間前まで |
実施主体 | WILLER株式会社、BOLDLY株式会社(事業プロモーター 日本工営株式会社) |
ナビゲーションロボット「AIスーツケース」屋外走行プロジェクト
「AIスーツケース」は視覚障害者を目的地まで自動で誘導するスーツケース型のロボットだ。東京・お台場にある日本科学未来館などが開発を進めていて、あらかじめ設定したいくつかのエリア内で動く。これまでに未来館や新千歳空港などの屋内施設でナビゲーション実証を重ねているが、今回はまちの中での運用を目指し、はじめて屋外でのナビゲーション実証を行う。公共交通機関と目的施設を結ぶまち歩きを想定し、未来館を起点にゆりかもめ「テレコムセンター」駅付近まで体験者を誘導して走行する。また、1日に運行する3便のうち2便は視覚障害者を対象とし、体験後はアンケート調査を行うことで今後の研究開発に役立てていくことになっている。
運行日時 | 2023年1月28日(土)~2月6日(月) (1)10:30~12:00※視覚障害者(全盲)の方のみ (2)13:00~14:30※誰でも参加可能 (3)15:30~17:00※視覚障害者(全盲)の方のみ ※運休日:1/31(火)、2/1(水)、2/5(日)午前 ※雨天・荒天、機器トラブルにより、屋内での体験になる場合がある ※未来館の常設展示などの観覧には別途入館料が必要 |
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会場(集合場所) | 日本科学未来館 1F 特設スペース ※屋外での体験となるためコートなど防寒着を着用ください |
募集人数 | 各日(1)、(3)の時間帯:各回1名/各日(2)の時間帯:3名 ※受付は先着順 |
参加条件 | ・イベント開催者による補助なしで日本科学未来館にお越しになれる方 ・身長140cm以上、歩行に不安・困難のない方 ・未成年者は保護者の同伴が必要 |
参加費 | 無料 |
申し込み方法 | 専用フォームから申し込み(先着順) ※1月6日(金)11時 イベントページ公開予定 |
募集期間 | 2023年1月6日(金)11時~1月27日(金)正午まで |
実施主体 | 日本科学未来館 |
日本科学未来館で「AIスーツケース」を体験してきた 自動運転の最新技術で視覚障がい者の移動を支援 ネックスピーカーと連動
最新のAI・ロボット技術を組み合わせた「AIスーツケース」実証実験の動画を公開 視覚障がい者の移動を支援 社会実装を目指す
小型自動運転モビリティ「PARTNER MOBILITY ONE with PiiMo」走行プロジェクト
「PARTNER MOBILITY ONE」は、久留米工業大学インテリジェントモビリティ研究所とパーソルクロステクノロジー(株)、Le DESIGN株式会社(久留米工業大学発ベンチャー)の3者が共同で開発した新発想の小型自動運転モビリティだ。大切な家族や友人と一緒に、ゆっくりと会話を楽しみながら観光地での特別な感動を共有できるよう、複数人乗りとした。また、小さな子供から高齢者まで、誰でも気軽に使えるよう、ホッと一息つけるベンチ型となっている。同プロジェクトでは、臨海エリアにおけるインクルーシブな観光サービスの利便性評価を行うとともに、エリアの魅力を伝える観光ガイドによる地域活性化の可能性も探るとしている。
運行日時 | 2023年1月28日(土)~2月6日(月) 10:30~、11:00~、11:30~、12:30~、13:00~、13:30~、14:30~、15:00~、15:30~ ※運休日:1/31(火)、2/1(水)、2/5(日)午前 ※未来館の常設展示などの観覧には別途入館料が必要 ※同イベントに関し外国語の対応は行っていない |
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会場(集合場所) | 日本科学未来館 1F 特設スペース ※屋外での体験となるためコートなど防寒着を着用ください |
募集人数 | 1回6名(複数モビリティに分かれて乗車) ※ベンチタイプ3名、車いすタイプ3名 ※小学生以下は保護者の同伴が必要 |
参加条件 | ・イベント開催者による補助なしで日本科学未来館にお越しになれる方 ・身長140cm以上、歩行に不安・困難のない方 ・未成年者は保護者の同伴が必要 |
参加費 | 無料 |
申し込み方法 | 専用フォームから申し込み(先着順) ※1月6日(金)11時公開予定 |
募集期間 | 2023年1月6日(金)11時~1月27日(金)正午まで |
実施主体 | Le DESIGN株式会社 |