対話型AI「AIさくらさん」がJR八王子駅でも実証実験中 乗換情報や駅の周辺案内など駅係員に代わって案内 山手線/京葉線につづき

ティファナ・ドットコムが提供する、クライアント側で登録・チューニング作業をすることなく利用できる対話型AI「AIさくらさん」が、2023年7月27日よりJR八王子駅で実証実験を開始した。JR山手線やJR京葉線に続く実証実験で、期間は2023年12月末頃を予定している。


JR八王子駅でAIさくらさんが実証実験されている背景

2018年からJR東日本グループが実施した「案内AIみんなで育てようプロジェクト」にてAIさくらさんは参加。

東京駅を含む多数の駅で利用客に対して案内を行い、現在は、JR山手線の4駅(秋葉原駅、池袋駅、品川駅、渋谷駅)、千葉県のJR京葉線 海浜幕張駅、新習志野駅、幕張豊砂駅に導入され、案内サービスを提供している。

さらにサービスを拡大させ、多くの駅利用者へご案内を行うために、八王子駅でもAIさくらさんの実証実験を行うことになったとしている。

AIさくらさんとは?

AIさくらさんは、登録・チューニング作業をお客様がすることなく利用できる対話型AI。

AIさくらさんが選ばれる理由についてティファナ・ドットコムは下記の点を挙げている。


・ChatGPTや画像生成AIなど最新のAI技術を搭載

・AI関連特許や品質保証・クラウドセキュリティなど各種ISOを取得

・クライアントの業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズして納品

・運用やメンテナンスの作業は完全自動化


上記によりDX推進を目指す多くの企業がAIさくらさんを採用。駅や商業施設、Webサイト、電話でのAI接客・アバター接客などをAIの力で実現しており、大手企業、自治体、公共交通機関など様々な業種・シーンで数多く利用されている。


AIさくらさんが八王子駅で行う案内

AIさくらさんは八王子駅改札近辺に設置され、駅構内や乗り換え案内を駅係員に代わって対応を行う。




また、駅構内や乗り換え案内だけではなく、八王子駅周辺の観光地や飲食店など周辺施設の案内もできるため、利用客が迷わずスムーズに目的地に到達できるようなサポートが可能。





さらに、インバウンド需要の拡大に応えるため、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語といった4言語に対応し、外国人観光客の案内も可能となっている。


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ロボスタ編集部

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