世界一の搭乗型ロボット企業を目指すMOVeLOT.Inc(ムーブロット)は、現実世界でイングラムに搭乗/操縦できる機体の開発をスタートすることを発表した。MOVeLOT.Incは、3mの搭乗型巨大ロボット『EXA』を既に発表していて、クラウドファンディングも達成している。『EXA』はベースとなるロボットで、ベースを改造し、装甲部分等を「イングラム」化することで、現実的に搭乗し、操縦できるレイバーが実現する。
一般公開は2024年夏頃の予定だ。
機動警察パトレイバーEZYよりイングラムモデル
「機動警察パトレイバー」シリーズは、1988年にプロジェクトを開始し、今年35周年を迎えた人気アニメ。
同社の発表によれば、新作アニメ「機動警察パトレイバー EZY」の公開を控える中、現実で搭乗/操縦できるイングラムを開発し、『フォワードになれる体験』を提供するという。
イングラムの開発状況をチェックできる
「MOVeLOT」のX(旧Twitter)アカウント及びInstagramのフォロワーは「フォワード候補」として下記の特典を用意する。
・開発状況の限定画像及び動画視聴
・隔週に開発状況のオンライン配信(2024年1月から実施予定)
・開発見学ツアー参加権(抽選)
X(旧Twitter):https://twitter.com/MOVeLOT
Instagram:https://www.instagram.com/robot_pilot/
MOVeLOT.Incについて
MOVeLOT.Incは搭乗型ロボットのチカラで人の「心」を動かし、搭乗型ロボット領域における世界的なリーディングカンパニーを目指すとしている。誰でも搭乗型ロボットに搭乗できる/製作できる環境の構築と、搭乗型ロボット技術を用いて多種多様なロボットが生み出される世界を実現したい考えだ。
「開発者と搭乗者(パイロット)の創出と育成、搭乗型ロボットの企画/開発/運用や既存の搭乗型ロボットのプロデュースなど搭乗型ロボット領域を突き詰めていきます」とコメントしている。
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。