WRC「ラリージャパン」開幕 豊田スタジアムに多くのファンが来場!写真で見るトップドライバー達の素顔、サービスパークや展示会場

愛知県、岐阜県で世界ラリー選手権WRC「ラリージャパン」が本日より日曜日まで開催される。本日の天候は晴れ。


年間シーズンのチャンピオンを獲得したトヨタ(TOYOTA GAZOO Racing WRT)

ロバンペラ選手(TOYOTA GAZOO Racing WRT)


初日は豊田スタジアムが舞台

初日は早朝にシェイクダウンと呼ばれる走行が行われた後、夜に豊田スタジアムの特設コースでスペシャルステージ(競技)が行われる。

豊田スタジアム内に作られた特設コース

それまでは、各展示ブースの出展や歴代ラリーカーの展示を見学したり、展示ブースの催事ドライブシュミレータを来場者たちは楽しんだ。











シェイクダウンから戻ったラリーカーがサービスパークへ

オープニングセレモニーの前、早朝におこなわれたシェイクダウンはヒョンデのティエリー・ヌービル、トヨタのエヴァンス、オジェ、勝田選手の順で好タイムを記録した。
シェイクダウンから戻ったラリーカーは、整備やメンテナンス受けるために「サービスパーク」に戻ってくる。そこでも多くの観客が詰めかけ、ドライバーと会ったり、サービスパークのメンテナンス風景を見ることができる(専用のチケットが必要)。

サービスパークは大人気

トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing WRT)のサービスパーク(ピット)

シェイクダウンから戻ったラリーカーを整備、修理するサービスクルーたち

サービスパークを走るトヨタ・ガズーレーシングの勝田選手

トヨタ・ガズーレーシングのサービス風景

年間チャンピオンを確定してラリージャパンにのぞむ、ロバンペラ選手。観客の声に手を振って応える

トヨタ・ガズーレーシングのエヴァンス選手。サービスパークに入れた観客は運が良ければドライバーの姿が見られたり、サインをもらえることもある

サービスパークでも報道陣に人気のチャンプ、ロバンペラ選手(TOYOTA GAZOO Racing WRT)

サービスパークに戻ってきたヒョンデ・シェル・モビスのラリーカー

なお、公道やスタジアム内ではできるだけ、モーター(EV)のみで走行することが推奨されている


ヒョンデ・シェル・モビスのソルド選手


メディアペンでの囲み取材

展示会場の中央で、報道関係者向けにドライバー達やチームディレクターが集まって個別取材を受ける「メディアペン」がおこなわれる。ドライバー達はマシンの状況やラリージャパンの感想、初めて日本でおこなわれるスタジアム内の特設スペシャルステージ(競技区間)についてなど、報道陣からの様々な質問に快く答えてくれる。
多くのドライバーがコースコンディションについて「公道の競技セクションについて、落ち葉が多く、スリッピーな路面」状況であることを述べた。


ロボスタの取材に気さくに応えるヌービル選手(ヒョンデ)。前回のラリージャパンのウィナー、この日の早朝のシェイクダウンでもトップタイムを記録した

ヒョンデのラッピ選手

ヒョンデのソルド選手


ロボスタの取材に対応するエヴァンス選手(TOYOTA GAZOO Racing WRT)

スポット参戦のベテラン、通算8度のWRCチャンピオンのオジエ選手(TOYOTA GAZOO Racing WRT)


ロボスタの質問に笑顔で答える今シーズンのチャンプ、ロバンペラ選手(TOYOTA GAZOO Racing WRT)

報道陣の質問に回答するタナック選手。来シーズンはフォードからヒョンデへの移籍が決まっている

日本人ドライバーの勝田貴元選手。豊田スタジアムの特設コースに関しては「多くの観客の方々に観てもらえるステージなのでとても楽しみにしています」とコメント。


なお、各ワークスチームからは3名までが出場規定にあり、ラリージャパンでトヨタ・ガズーでは4名の参加となるため、勝田はワークスカーとサービスは通常のトヨタ・ガズー・ワークスの通りだが非ワークスエントリーとして参加している

ロボスタの取材に応える勝田貴元選手

一般の人も少し離れた位置から聴講することができ、メディアペンにドライバーが出入りするタイミングでサイン等をもらうことができる。


セレモニアルスタートと豊田スタジアムの特設競技コース

今日は、18時からセレモニアルスタートが行われ、19時過ぎから豊田スタジアムの特設競技コースでのスペシャルステージが行われる。

豊田スタジアム内に作られた特設コース
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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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