生成AIを活用したコンテンツに対して薬機法・景品表示法のチェックをするサービスでREGAL COREとchipperが業務提携

薬機法などのリーガル、コンプライアンスチェック事業を手がけるREGAL COREと、SEO特化型AI自動記事生成ツール「Creative Drive」を展開するchipperが業務提携を発表した。chipperのAIツール「Creative Drive」で生成したコンテンツを薬機法・景品表示法の観点からチェックすることができるサービスを開始する。


AIによる不正確な情報作成を防止

OpenAI社のChatGPTが2023年11月に公開されてから革新的なサービスとして注目を集め、大きな話題となった。リリース2ヶ月後には1億ユーザーを突破し、文章生成、テキスト翻訳、関数・コード作成など幅広い領域での活用されているが、現在のAIにより正確ではない情報を出す可能性があることは、メディアの運営企業としてもリスクが高い状況である。


業務提携の目的

今回の事業提携により、chipperのAIツール「Creative Drive」で生成した記事に対して、REGAL COREの強みである薬機法・景品表示法の観点からチェックをすることで、内容の信頼性を担保した記事を制作することが可能となる。これにより、コンテンツマーケティングで集客を実現したい企業や、実際に記事を読む消費者も、安心して記事を読める環境を実現することができる。

SEOのコンテンツマーケティングで成果を出すためには、「E-E-A-T」(「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」)とよばれる要素が重要となるが、特に「YMYL(Your Money or Your Life)」とよばれる、お金や金融、法律や政治、医療や健康についての記事については、その正確性を担保する必要があることから「E-E-A-T」は重要視されている。

生成AIでは、これまで上記の理由から対応しきれなかった「YMYL」領域の記事制作も可能となり、「YMYL」領域での生成AIの活用機会の増大が想定される。

サービス連携概要


「Creative Drive」管理画面のサイドバーの「連携サービス」ボタンから、REGAL COREのサービス画面に遷移することができる。


サービス概要

「Creative Drive」

Creative Driveは、「あなたのビジネスに、きっかけと創造力を」をミッションに掲げているSEO特化型AIライティングツール。多くの事業者が時間や予算の制約、専門的な表現力の不足、日々の業務の忙しさから、効果的なWeb集客に必要な情報発信に苦労しているが。Creative Driveは、先進のAIテクノロジーとchipper独自のSEOノウハウを組み合わせて、”誰でも”,”簡単”にSEOライティングを通じたコンテンツマーケティングを可能にする。

「Legal Core」

薬機法・景品表示法・特定商品取引法に基づく、広告クリエイティブのコンプライアンスチェックを行う。社内法務や社外弁護士に代わり、REGAL COREの社内にいる複数の弁護士・薬剤師が商品説明やキャッチコピー、文言などのチェックを担当。最短で即日〜3営業日でチェックが可能。複数人の専門家による監修で内容の信頼性を担保し、属人性が排除されたアウトプットをスピーディに提供が可能となっている。

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ロボスタ編集部

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