東大発・物流ロボティクス のRENATUS ROBOTICSがイー・ロジット埼玉草加FCにて内覧会を実施、144名が実機を見学

東大発・物流ロボティクスベンチャーのRENATUS ROBOTICSは、2024年5月28日にイー・ロジットの埼玉草加FCにおいて、自動倉庫システム「RENATUS」の内覧会を開催した。当日は3部構成での案内となっており、合計144名がRENATUSの実機を見学した。


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最先端の自動倉庫システム「RENATUS」



RENATUSとは 

『RENATUS』は、縦横自在に移動する高速シャトルと独自のアルゴリズムを組み合わせた、最先端の自動倉庫システム。独自の設計と配車アルゴリズムにより、これまで困難とされていた大規模棚におけるワンストップ梱包を実現した。

「ワンストップ梱包」紹介動画

また、従来品における荷合わせ用の搬送コンベアが一切不要となり、圧倒的な価格圧縮を実現している。




従来の自動倉庫と比べ50%のコスト削減
・ワンストップ梱包により、ピッキング人件費を最大1/2まで削減
・コンテナ荷合わせ用のコンベアを一掃
・最大30mの高さまで積載可能
・高額であった棚コストを独自設計により大幅圧縮

今後の事業展望


今後の事業展望について、RENATUS ROBOTICSは、

・冷凍帯への対応、搬送アイテムの多様化(段ボールなどへの対応)による、対応ユースケースの拡大
・米国でのLaaS型事業の展開(荷主企業への物流機能の提供)
・ピッキング・パレタイズ・デパレタイズなどのロボットアームによる、RENATUSの前後工程の自動化
・自動運転トラック、自律走行ドローンなどによる配送の完全自動化

の実現に取り組むとしている。

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ロボスタ編集部

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