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「緑のシャツのお兄さん、いらっしゃいませ」Gateboxが来店客に合わせて話す生成AI接客サービス「AI売り子」を開発　91言語に対応

2024年9月26日 By ロボスタ編集部

Gatebox株式会社は、小売店向けAI接客サービス「AI売り子」を開発した。最新の生成AI「GPT-4o」の画像認識技術を活用し、来店客を自動的に認識して「緑のシャツのお兄さん、いらっしゃいませ」等と呼び込みを行ったり、91言語で商品を魅力的に紹介することができる。言語はテーブルに置かれたカードを読み取ることで来店客が言語の切り替えを行うことができる。店舗の販売促進やインバウンド対応に貢献しそうだ。©SSS

■ AI売り子 – 小売店向けAI接客サービス

AI売り子とは

「AI売り子」は、小売店向けのAI接客サービス。
最新の生成AI「GPT-4o」の画像認識技術を活用し、来店客を認識して呼び込みを行ったり、91の言語で商品を魅力的に紹介することができる。

近年、海外からの観光客数は年々増加しており、店舗では人手不足やインバウンド対応などの課題が深刻化している。
同社は、生成AIとキャラクターを活用することで、店舗の課題を解決しつつ、海外観光客に日本ならではの楽しい購買体験を提供するため、小売店向けAI接客サービス「AI売り子」を開発した。

特徴1：目の前の顧客に合わせた接客

カメラで顧客の性別・年代・服装などの特徴を認識し、可愛いキャラクターが顧客に合わせた呼び込みや商品紹介を行うことで、無機質な広告ではできない温かみのある接客を行う。

特徴2：91言語で商品を紹介

AI売り子ではMicrosoftの音声合成技術（TTS）を活用し、91の言語で話すことができる。
各国の言語が書かれたカードをAI売り子に見せると、認識した国の言語に自動で切り替わり、商品を紹介する。

特徴3：買った商品を見せると喜ぶ

AI売り子は目の前の状況を見て様々な反応を返すことができる。誰も人が通りかからないと悲しんだり、買った商品を見せると喜んだり、様々な反応を楽しむことができる。

スペック
デバイス：タブレット(iPad)
AI：GPT-4o
キャラクター：ずんだもん
音声合成：VOICEVOX ずんだもん
©SSS

カスタマイズも可能

AI売り子は、タブレットを専用のデザインのボックスにセットすることで、顧客の目を惹きつけるディスプレイとして活用できる。タブレット単体で利用することも可能。

ボックスのデザインや中のキャラクターは要望に合わせてカスタマイズすることも可能だ。

AI売り子は月額2万円から利用できる。サービス利用の見積りや質問については、Gatebox公式サイトから受け付けている。
Gatebox問い合わせ窓口：https://www.gatebox.ai/contact