WRCラリージャパン 金曜はトラブルが続出する大波乱の展開!多くの観客が応援に駆けつけるが・・
ラリージャパンの2日目、金曜日はスローパンクチャー(パンク)に見舞われる競技車が続出し、大混乱となった。トラブルなく、順調にフィニッシュしたのは上位陣ではオイット・タナック組(ヒョンデ)とエルフィン・エバンス組(トヨタGR)の2台だけだった。(リエゾン応援区間の一覧)
チャンピオン争いをしているヒョンデのヌービル選手組は、ターボのトラブルで各ステージで遅れが出てしまい、ジリジリと順位を後退した(金曜終了時点で15位)。ドライバーズタイトルでヌービルを追うヒョンデのタナック選手組は順調にトップタイムをマークし、2日めを終わってトップにつけている。
3台体制のヒョンデのもう1台のミケルセン選手もトラブルに見舞われデイリタイヤした。そのため、ヒョンデチームで上位にいるのはタナック選手のみとなり、ヒョンデのマニュファクチャラーズタイトルに黄色信号が灯っている。トヨタチームにとってはチャンスだが、それでも相当な追い上げが必要となっている。ヌービル選手は金曜夜まで我慢で走り続け、夜のサービスで故障箇所が直れば、土曜、日曜と猛プッシュをするだろう。
金曜日を終えた時点の順位
1位.オィット・タナック組(ヒョンデ)
2位.エルフィン・エバンス組(トヨタ)
3位.エイドリアン・フルモー組(フォード)
4位.勝田貴元組(トヨタ)
5位.セバスチャン・オジエ組(トヨタ)
6位.グレゴワール・ミュンスター組(フォード)
7位.ニコライ・グリアジン組(WRC2 頭文字D)
8位.サミ・パヤリ組(WRC2 トヨタ)
つづく
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。