Uber Japan 10代の子どもがタクシーを呼べる「Uber Teens」を日本で初導入　保護者の送迎負担を軽減　新しい安心安全機能を装備

Uber Japan株式会社は、13歳から17歳の子どもが保護者の管理のもと、スマートフォンアプリ「Uber」で簡単にタクシーを配車できる「Uber Teens（ウーバーティーンズ）」のサービスを2024年12月11日（水）より提供開始した。

このサービスは、安全面にも配慮されている。第一に新たに導入する「自動録音機能」や「暗証番号設定機能」を装備する。また、保護者が常に子どもの乗車状況をリアルタイムに把握できる「トラッキング機能」なども用意した。これら様々な安全機能を通じて、保護者と子どもの双方が安心してタクシーを配車・利用できるようになるという。

「Uber Teens」により、特に共働き世帯が抱える子どもの「送迎問題」の解決に貢献したい考えだ。

子どもの通学・習い事の送迎の負担軽減に

共働き世帯が増加する昨今、「子どもの通学・習い事の送迎」が家庭によっては大きな負担となるケースもある。特に母親が送迎する世帯の割合は2021年度時点で89.2%と、父親の56.4%を大きく上回っていることが明らかになっている（※）。Uber Japan は、保護者の送迎負担を軽減し、子どもが安全に必要な交通手段を利用できるよう、新たに「Uber Teens」を日本で導入した。
(※「小学生のスポーツ活動における保護者の関与・負担感に関する調査研究 2021」笹川スポーツ財団)

11都道府県でスタート

Uber Japanは、全国200以上のタクシー会社と提携し、17都道府県26都市エリアでタクシーを呼べる「Uber Taxi」を、そして東京23区、千葉県成田市、京都市、大阪市でハイヤーを呼べる「Uberプレミアム」を展開している。
また、「Uber Teens」は米国で2023年にスタートした後、すでに約40カ国で活用されている。このサービスを日本にも展開することで、日本の保護者と子どもに、より安全かつ便利な移動手段を提供する。また、忙しい保護者の負担を軽減することで、家族の生活をより効率的かつ豊かなものにすることを目指していくとしている。

サービスの詳細については、下記の動画を参照。

■Uber Teens の使い方 | Uber

「Uber Teens」では、12月11日（水）の導入時点で11都府県でサービスが利用できる。

Uber Teensの使用方法

Uber Teensアカウントの登録および使用方法は以下の通り。

・保護者が家族アカウントを作成し、子どもを招待
・招待を受けた子どもがUberアカウントを作成
・保護者が必要に応じて子どもの月間使用上限額を設定
・子どもがUberアプリでタクシーまたはハイヤーを配車

「Uber Teens」の導入に伴いて導入した安全施策

子どもの送迎にあたり、何よりも重要なのが安心安全の確保。Uber Japanでは「Uber Teens」の導入に伴い、複数の安全機能を新たにアプリに組み込んだ。

・リアルタイム乗車確認：
保護者が常にティーンのお子さまの現在位置やドライバー情報などの乗車状況を確認できる機能

・暗証番号設定：
マッチングされた正しい車両・ドライバーであることを乗車前に確認できる暗証番号設定

・録音機能：
プライバシーに配慮しながらお子様の安心安全を確保する自動録音機能

・優良ドライバー：
利用者からの評価が非常に高く、Uber で一定以上の運転経験を有する優良ドライバーのみマッチング

Uber Japan代表の山中氏のコメント

Uber Japan代表の山中志郎氏は以下のようにコメントを寄せている。

また、Uber Japanは「日本のお客さまの役に立つサービスの導入や拡大を通じて、これからも、「Go Anywhere」（どこにも行ける）のビジョン実現を推進してまいります」としている。

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