Googleの主任研究員兼AIビジョナリーのレイ・カーツワイル最新作『シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき』が発売即増刷決定

2024年11月25日(月)に発売された、Googleの主任研究員兼AIビジョナリーであるレイ・カーツワイルの新刊『シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき』が発売直後に増刷が決定した。同書はAmazonと楽天ブックスで売れ筋ランキング1位を獲得しており、これからの科学と、それが巻き起こす革命を予見する、現代人必読の書と言われている。

AIのこれまでとこれからが詰め込まれた一冊

カーツワイルが前著『シンギュラリティは近い』(邦訳2007年刊)において、「シンギュラリティは約40年後に起こる」と予測した時、このテーマはほとんどの読者の日常生活とはかけ離れたもので、懐疑的な声もあった。しかし、AIの指数関数的進歩は彼の予測どおりに進み、私たちは今やスマートフォンひとつで世界中の人びととつながり、手のひらのなかに膨大な情報を持ち歩き、もはやそれらの無い暮らしは考えられなくなっている。

2024年のノーベル物理学賞と化学賞に、AIに関連する研究成果が選ばれたことが、その迫真性を物語っているといえるだろう。人間の知能を大幅に上回る超知能AIが脳とクラウドでつながる「シンギュラリティ」時代の到来は、より現実味を増している。

本書『シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき』には、AIはどのように進化してきて、さらに今何が起きているのか、そしてこれからどうなっていくのか、課題は何かなど、現代人が知るべき情報が詰め込まれている。

メディア・著名人から絶賛の嵐

「レイ・カーツワイルが(またしても)正しければ、その不滅の魂とクラウドで会えるだろう」
――『WIRED』

「レイ・カーツワイルは、究極の思考機械だ」
――『フォーブス』誌

「レイは、私たちが今まさに、新しい人類文明の入り口に立っているという、ますます強まる証拠を追求している。私たちはまったく新しい方法で人生を経験するようになるだろう。彼の論拠は圧倒的であり、私たちにインスピレーションを与えてくれる。衝撃的であり、希望に満ち、恐ろしく、破壊的であり、感動的で、個人的であり、産業的であり、前向きで、グローバルで、宇宙的であり、そして最終的には議論の余地のないものだ。未来について真剣に考えている人なら誰でも、この本を読まなければならない。
――ディーン・カーメン(発明家、起業家)

「素晴らしい! 間違いなく、これはレイ・カーツワイルの最高傑作だ。 遺伝学、ナノテクノロジー、ロボット工学、そして未来について、疑いの余地のない重大性と権威を備えた、ページをめくる手が止まらない本なのだ。 彼は、来たるべきシンギュラリティの実現が雇用に及ぼす短期的な影響のプラス面とマイナス面を、非常に巧みに、かつ手際よく扱っている。傑出した作品である。」
――ハリー・ジョージ(起業家、ベンチャーキャピタリスト)

著者紹介


レイ・カーツワイル (Ray Kurzweil)
1948年ニューヨーク生まれ。世界屈指の発明家、思想家、未来学者であり、AI 研究開発に60年以上携わる権威。Google 社で機械学習と自然言語処理の研究を率い、現在は同社の主任研究員兼AIビジョナリー。MIT在学中に20歳で起業。以来、CCDフラットベッドスキャナー、オムニフォント式OCRソフト、視覚障がい者用の文章読みあげ機、大語彙音声認識ソフトウエア、音楽シンセサイザー「Kurzweil K250」などを世に送りだしてきた。

著書に『The Singularity Is Near』(紙版 『ポスト・ヒューマン誕生』/電子版改題 『シンギュラリティは近い』NHK出版)と『TheAge of Spiritual Machines』(『スピリチュアル・マシーン』翔泳社)など。

商品情報


レイ・カーツワイル[著] 高橋則明[訳]
2024年11月25日発売
ISBN978-4-14-081980-7
定価 2,640円(税込) 四六判 448ページ

目次

イントロダクション
第1章 人類は六つのステージのどこにいるのか?
第2章 知能をつくり直す
第3章 私は誰?
第4章 生活は指数関数的に向上する
第5章 仕事の未来:良くなるか悪くなるか?
第6章 今後三〇年の健康と幸福
第7章 危険
第8章 カサンドラとの対話
謝辞
日本語版解説 松島倫明
訳者あとがき
付録 (「コンピュータの価格性能比」の根拠について)

試し読みをwebで公開中


webサイト「NHK出版デジタルマガジン」で、本書のイントロダクションを特別公開している。
『シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき』試し読みhttps://mag.nhk-book.co.jp/article/64644

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