【レビュー】熱いものを冷ますロボット「猫舌ふーふー」を使ってみた!4月15日からクラファン開始

ま・さ・か・の!
熱い食べものや飲みものを、あなたの代わりにふーふーして冷ましてくれる小さなロボット「猫舌ふーふー」(ユカイ工学)のクラウドファンディングが2025年4月15日の夜8時から開始されました。
この「猫舌ふーふー」、今年1月に開催された、あの世界的に有名なコンシューマー・エレクトロニクス・ショー「CES」に展示され、米Gizmodoが選ぶ「Best of CES 2025」の1つに選ばれるなど、大注目された逸材なのです。
「なにそれ!?」「気になる!!」という読者のために、ロボスタ編集部は話題の「猫舌ふーふー」(開発中のもの)を緊急で入手。レビューします。
「猫舌ふーふー」とは
「猫舌ふーふー」は身長が約8cmの小型のロボット。ボディはシリコン製で手触りの良い材質が使われています。デザインはあえて白地(無地)。マジックなどで自分なりの「猫舌ふーふー」に色づけするのも楽しいかも。
「猫舌ふーふー」は、カップなどのフチにチョコンと乗せることができます。
最新鋭の「ふーイングシステム」を搭載
「猫舌ふーふー」の本体内には「ふーイングシステム」(要するに送風機構)が搭載されています。電源スイッチはシッポ。長押しして「ON/OFF」を切り換えることができます。
スイッチをオンにしてカップなどのフチに乗せると、口から「ふーふー」してくれて、熱い飲み物やスープ、もちろん食べ物だって、やさしく冷ましてくれるしくみです。猫舌の人にとってはなんて幸せな機能でしょうか。
選べる「ふーリズムモード」
なお、風量を切り換えることができる「ふーリズムモード」も搭載されています。「ふーリズムモード」は2種類。常にふーふーしてくれる「全力ふーふーモード」と、リズミカルでランダムにふーふーしてくれる「ランダムふーふーモード」です。その切替もシッポのスイッチでおこないます。
なお、マグカップ、スープカップや深めの皿、お椀など、さまざまな食器に合わせて使うことができます。効果については、公式な発表として、3分の使用で約-15℃の冷却効果があるとしています。
■動画
充電のしかた
「ふーイングシステム」の機構の一部は、本体の下から見ることができます。
大きな3本のスリットが通気孔。ここから空気を吸い込み、口からふーふーと送風します。通気孔の横にUSB-Cのコネクタがあり、USB-Cケーブルを接続して充電できます。
なお、バッテリー残量が少なくなると、LEDが赤く点灯し、お腹がすいたことがわかります。充電中、LEDは緑色に点灯し、満腹になると緑ランプは消灯します。
一生懸命な後ろ姿が愛しすぎる!!
「熱い飲み物はウチワで仰げば冷めるのでは?」とか、「扇風機でいいんじゃね?」とか、「なんならドライヤーの送風でも・・」とか、イケズなことを次々と言う人、そうではないのです。一生懸命あなたのために冷ましてくれているこの可愛い後ろ姿(↓)を見ても、そんなことが言えますか?
これこそが「猫舌ふーふー」の魅力であり、存在価値なのではないでしょうか。
クラウドファンディングは4月15日から開始
クラウドファンディングは、Kickstarter、Kibidango(きびだんご)、GREEN FUNDINGという、国内外3つのプラットフォームで、2025年4月15日からの実施が予定されています。
期間 | 2025年4月15日~5月29日 |
---|---|
プラットフォーム | Kickstarter:日本国外在住者対象 Kibidango(きびだんご):日本国内在住者対象 GREEN FUNDING:日本国内在住者対象(詳細ページは2025年4月15日公開予定) |
熱いものを冷ましてくれる小さなロボット「猫舌ふーふー」のクラウドファンディング、4月15日開始 猫舌問題にIT技術で挑む
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