英国に拠点を置くワイヤレス分野有数の調査会社Juniper Researchがスマートスピーカーに関する調査結果・予測を発表した。今回はこのレポートの一部を紹介したい。
またロボスタ編集部では過去に以下のようなレポートを紹介してきた。あわせて参考にしていただければと思う。
AI音声アシスタント市場が過熱! 2020年までに市場規模は2,275億円へ
米国のAI音声アシスタント、販売数・スキル数が大幅増加中、しかし・・・利用度合いは低い
スマートスピーカーの米国利用者が前年比2.3倍の3,560万人に! Amazon Echoは70%超のシェアを獲得
AI音声アシスタント、2021年までに75億台のデバイスに導入へ
Amazon Echoは何に使われてるの? 米国でのスマートスピーカーの利用方法、調査結果まとめ
数ヶ月後、英国で「Amazon Echoの世帯所有率が40%になる」との予測が発表!
米国スマートスピーカーが日本上陸!どんなふうに使われてるの?最新調査結果を見てみよう。
【世界スマートスピーカー市場予測】2017年に出荷台数2,400万台、市場シェアはAmazon 70%・Google 15%へ。
【NuVoodoo調査】Amazon Echo、持ってる?どこで使ってる?何に使ってる?
JUNIPERの調査予測
米国での普及台数予測
Juniperによれば、米国におけるAmazon Echo、Google Home、Sonos Oneなどのスマート・スピーカーは、2022年までに7,000万世帯で使われるという。2022年での世帯普及率は55%、インストールされたデバイスの総数は1億7,500万を超えるという予測となっている。
Forresterの米国のスマートスピーカー世帯普及率予想とほぼ同様の数値となっている。
オムニプラットフォームアシスタントおよびマルチアシスタントプラットフォーム
また普及に伴い、複数のAI音声アシスタントを搭載したマルチアシスタントデバイスが増加すると予測している。
複数のプラットフォームでの連携をスムーズにやりとりできることは重要だが、現時点ではまだ扱いにくい状況で、今後より直感的なUIを用意する必要があるという。
音声アシスタントの広告費
Juniperは広告は音声アシスタントにとって最大の収益機会であると予想し、音声アシスタントの広告費は2022年までに190億ドルに達すると発表した。
ロボスタ / Amazon Echo