国内外の大手メーカー、日本向けスマートスピーカーを発表!日本語版の「Alexa」を搭載
本日、Amazon Echoの日本発売発表の話題で持ちきりだが、サードパーティーのAlexa Voice Service搭載スマートスピーカーも日本語対応したモデルが発表されているので一挙に紹介したい。
Amazon純正Echoファミリーとは違う選択肢として、それぞれ特徴を持ったスマートスピーカーとなっている。
Onkyo P3
Amazon / Onkyo P3
まずご紹介するのは、日本のオーディオメーカー「オンキヨー」によるスマートスピーカーだ。このスマートスピーカーの特徴は、オーディオメーカーらしくHi-Fiサウンドによる高音質な音声・音楽表現だという。また無料コンパニオンアプリ「Onkyo Music Control」を通じ、米・DTS社のストリーミングオーディオ技術「DTS Play-Fiテクノロジー」に対応した初のスマートスピーカーであり、Amazon Music、Tunein等のサービス、そして接続されたメディアサーバーやモバイルデバイス内のハイレゾ音源を同テクノロジーに対応しているのが売りとなっている。
現在、招待者のみ予約注文可能で、価格は32,184円だ。
Harman Kardon Allure
続いて紹介するのは、オーディオ業界を牽引する「ハーマンカードン」のスマートスピーカー。いかにもハーマンカードンらしい重厚かつエレガントなスケルトンデザインが最大の特徴だ。設置場所にとらわれず、洗練された迫力のある360°サウンドを出力するという。
現在、招待者のみ予約注文可能で、価格は26,870円。
Eufy Genie
PR TIMES / Eufy Genie
モバイルバッテリーで有名な「Anker」も本日スマートスピーカーの日本展開を発表している。同社が発表した「Eufy Genie」の特徴は、Echo Dotのように小型・低価格なこと。2Wスピーカーを搭載し、設置場所を問わない多目的スピーカーになっている。
年内販売開始予定で、価格は4,980円と非常に低価格な設定だ。
Zolo
Anker / Zolo
こちらも前述のAnkerによるスマートスピーカーだが、ZoloブランドはEufy Genieブランドと差別化し、よりオーディオとしての性能を強化し、さらなる高音質を追求したモデル。バッテリー非内蔵・非防水・モノラル5Wモデルと、バッテリー内蔵・防水(IPX5)・ステレオ6Wモデルの2モデルが発表されている。
製品名未定、価格未発表だが、近日中に発売されることが期待される。
本日すでに発表されているスマートスピーカーはこれらだけだが、今後も多くのメーカーから「Alexa」搭載のスマートスピーカーやデバイスが発表されていくことだろう。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。