【速攻レビュー】最新 Echo Plus 2台とサブウーファーEcho Subで 2.1chステレオ再生可能な最強システムを構築!

昨日から出荷開始となった新型Echo Plus(第2世代)とEcho Subを組み合わせて、Amazon Echoファミリー最高の音質となるオーディオシステムを構築してみたのでレポートします。

Echo Plus(第2世代)のレビューEcho Dot(第3世代)のレビューEcho Subのレビューも合わせてどうぞ。



まずAlexaアプリでデバイスを設定していきます。今回はEcho Plus(第2世代)を2台、Echo Subを1台セットアップします。Echo Plusを選択すると第2世代か第1世代かを選べるようになっているですぐにわかります。セットアップは簡単で、電源を入れたデバイスを選んで、Wi-Fiをどこにつなげるか指定したら終わりです。数分で終わります。

その後、ペアリング設定を行います。2台のEcho Plusの左右を指定して、Echo Subをサブウーファーとして指定します。設定後は上記右の画面のようになります。



ロボスタのEcho Plus(第2世代)はどちらもヘザーグレーです。Echo Subはカラーバリエーションはなくチャコールカラーの単色です。Echo Subは床に設置するものなので、Echoと並べるわけではないのですが、もし色を合わせたい場合はEcho Plusもチャコールを選んだほうが良いでしょう。

なお3つのデバイスはすべてWi-Fiでつながっているので、3台をケーブルでつなげる必要がありません。それぞれに必要なのは電源のコンセントだけです。設置の際とても気楽です。



早速音楽再生を指示してみます。Echo Plusは2台つないだ状態ですが、どちらに話しかけてもかまいません。



音楽再生の様子をお届けできないのが残念ですが、15,980円のEcho Subは価格以上に重低音を響かせるなという印象です。

そして左右に設置したEcho Plusからきちんと音が分離されて再生されます。2.1chステレオの臨場感、広がりが非常に感じられます。ただし、これは正しい場所に自分がいるときの話で、部屋を歩き回るとステレオな感じはなくなります。

Echo Plus単体でもEchoシリーズとしては最高音質で単体で聴いている限り不満はありませんでしたが、それを2台にして低音を足すと、別次元のオーディオシステムになるといっても過言ではありません。周りのスタッフにも好評で、感覚としてGoogle Home Max、Apple HomePod、SONOS Oneを越えた音楽体験が得られると思います。

このシステムにかかるコストは単純計算ではEcho Sub(15,980円)+Echo Plus(17,980円)x2=51,940円となります。現在Echo PlusとEcho Subのセット(22,960円)+Echo Plus(17,980円)=40,940円で通常より11,000円安く構築可能です。スマートスピーカーとしてみればハイエンドな価格ですが、一般的なオーディオシステムに比べれば十分に安く、むしろコストパフォーマンスは高いと感じました。



なお、残念というか意外に思ったことは、音楽再生しか2.1chステレオ再生されません。例えば、radiko.jpやニュースは片方のEchoから再生されるのみ。Alexaに歌を歌ってもらってもステレオにならずサブウーファーも機能しません。

基本的に日本ではAmazon Musicを高音質で楽しむためのシステムです。それで実用上全く問題はありませんけれどね。

なお、ド迫力の2.1chデモはAmazonの発表会の下記の記事内の動画でご覧ください。

> 【大迫力】新Amazon Echoのパワフルな2.1chサウンドシステムをアマゾンがデモ!Amazon Echo新ラインアップまとめ

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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