パナソニックは、乾電池「エボルタNEO」の長もち性能の実証実験として、単3形乾電池を動力としたロボット「エボルタNEOくん」による「トライアスロン」チャレンジを行い、無事に完走した。東京2020オリンピック・パラリンピックまであと約1年のタイミングで、実際に競技が行われるお台場海浜公園を舞台にした。チャレンジは2019年8月7日。
お台場海浜公園の海をスタートしたエボルタNEOくんは、応援に駆けつけてくれた多くの人や生中継視聴者、現地のスタッフが見守る中、スイム、バイク、ランのコースを次々とクリア。目標フィニッシュタイムを上回る、1時間26分40秒で総距離を無事完走し、乾電池エボルタNEOの長もち性能とパワーを実証するとともに、トライアスロン競技とその舞台となるお台場エリアも盛り上げた。
(関連記事「泳ぐ、バイク、走る、エレベータに乗る!エボルタNEOくんがトライアスロン挑戦へ!東京2020オリンピックの競技会場が舞台」)
なお、同社は、カルガリー1988冬季オリンピック以来、「TOP(The Olympic Partner)スポンサー」として約四半世紀にわたりオリンピックをサポートし続けている。
「エボルタNEO トライアスロンチャレンジ」概要
チャレンジの舞台は、東京2020大会で実際にトライアスロンの競技会場となる「お台場」。スタート&フィニッシュポイントを、お台場海浜公園として、2019年8月7日(水)12時より、総距離5.15km、目標タイムを1時間45分01秒に設定した「エボルタNEOくん」による「トライアスロン」チャレンジが行われた。
挑戦日 | 2019年8月7日(水) |
---|---|
フィニッシュタイム | 1時間26分40秒 ※目標フィニッシュタイム:1時間45分01秒 ※スタート時刻 12時00分・フィニッシュ時刻 13時26分40秒 |
場所 | お台場海浜公園(東京都港区台場) |
距離 | スイム・150 m、バイク・4 km、ラン・1 kmの総距離5.15 km |
目標フィニッシュタイム設定の意図
オリンピックのトライアスロン競技は、スイム・1.5 km、バイク・40 km、ラン・10 kmの総距離51.5 kmで実施される。また、トライアスロンが正式競技となったシドニー2000大会以降の5大会で、男子の最速タイムはリオデジャネイロ2016大会で記録された1時間45分01秒だ。
エボルタNEOくんは身長約17 cm(青年男子の約1/10)のため、同チャレンジでは距離をオリンピック・ディスタンスの1/10に設定。オリンピックでの最速記録を上回る時間での完走を目指した。
主な挑戦のルール
・スタートしたら、フィニッシュまで電池の交換はできない。
・スイム機からバイク機、バイク機からラン機への“電池トランジション”にかかる時間も、走行時間としてカウントされる。
・チャレンジ中にマシントラブルが発生した場合は、メンテナンスが許される。ただし、メンテナンスの時間も走行時間としてカウントされる。
・エレベーターやエスカレーターの待ち時間、使用時間も走行時間としてカウントされる。
・信号待ちの時間は、走行時間としてカウントされない。
■ スタートは動画の1時間14分あたりから
ロボットについて
スイム・バイク・ラン用に開発された3種のロボット「エボルタNEOくん」が、単3形乾電池「エボルタNEO」2本だけを動力に挑戦。
乾電池で3kmの遠泳に成功! パナソニックの「エボルタNEOくん」がギネス記録に
パナソニックの乾電池ロボット「エボルタNEOくん」、今年のチャレンジは2.5kmの遠泳 400kmの長旅も
乾電池たった2本で断崖へ「エボルタNEOフィヨルド1,000m登頂チャレンジ」の結果は!?
パナソニック株式会社