安全運転に役立つ情報を教えてくれるEcho Auto向けスキル「運転テーマ」 イーデザイン損保がアイリッジ「NOID」を活用

株式会社アイリッジはノーコードAlexaスキル開発運用クラウド「NOID」(ノイド)を活用し、イーデザイン損害保険株式会社が2021年5月7日より提供開始したAlexaスキル「運転テーマ」を開発支援したことを発表した。


日本初・車載デバイスEcho Auto向けスキル「運転テーマ」

イーデザイン損保の「運転テーマ」は過去の事故分析データより頻出事故パターンを導き出し、運転時に注意すべきポイントやお役立ち情報をドライバーに届けるスキル。Amazon Echo等のAmazon Alexa対応デバイスに「アレクサ、今日の運転テーマを開いて」と呼びかけると、安全運転に役立つ情報をランダムに教えてくれる。イーデザイン損保が目指す「より安全な交通環境・社会の実現」に向けた取り組みの一環として提供される。なお、Echoシリーズ初の車載デバイスであるEcho Auto向けスキルの提供は日本初。

Echo Autoとは

Amazonが2020年9月に日本でも発売を開始した、Echoシリーズ初の車載デバイス。乗用車やトラックといった自動車に設置して、Amazonが提供する音声サービスAlexaを車内でも楽しめる。車内の音響特性を考慮して設計された8つのマイクアレイを搭載しており、カーオーディオからの音楽、エアコンの音、運転中の騒音などが騒々しい車の中でも、利用者の話しかける声にAlexaがスムーズに応答するのが特長。

関連記事
クルマでもアレクサ!Echoシリーズ初の車載デバイス「Echo Auto」がついに日本で発売 3,500以上のAlexaスキルに対応


Alexaスキル開発運用クラウド「NOID」採用の背景と効果

NOID(ノイド)はアイリッジが提供する、ノーコードで簡単にAlexaスキルが作れるクラウドサービス。WebブラウザからNOID管理画面にアクセスし、画面に従って「ユーザーのどんな呼びかけに対して(input)」「音声アシスタントに何をさせるか(output)」をマウス操作あるいはテキスト入力していくだけで、スキルの制作からストア公開まで直感的にワンストップで行うことが可能。自分用のスキルを作りたい個人から商用にスキル開発を行いたいプロクリエイター、法人まで幅広く利用することができる。

イーデザイン損保では「より安全な交通環境・社会の実現」に向けた取り組みを早期に実現していく中で、第一弾となる「運転テーマ」を最短で提供開始したい想いがあった。それを実現できる方法として、今回、スクラッチ開発では数週間から数ヵ月かかるスキル制作期間を数日程度に短縮できる、アイリッジのAlexaスキル開発運用クラウド「NOID」を活用したノーコード開発を採用した。

<NOIDの特徴と利用による効果>
NOID管理画面上でAlexaの発話内容を入力するだけでスキルが完成
→プログラミング知識不要で誰でも作成可能

Amazon Developerアカウント作成後、NOIDでのスキル作成作業のみでOK
→サーバー環境の準備も不要で、通常数週間~数ヵ月程度かかる作業を数日程度に短縮可能

スキル公開後の修正やチューニングが管理画面上からでき、運用もNOID上で完結
→エンジニアへの修正依頼等が不要のため、運用負荷を軽減し、スピーディーなPDCAを実現

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム