株式会社JR西日本メンテックと大阪ターミナルビル株式会社は将来の労働力不足に対する取り組みとして、お掃除ロボットとエレベーターが連動して、複数フロアをロボットが自動乗降し、お掃除する実証試験を開始したことを発表した。
大阪ステーションシティにおける将来に向けた取り組み
これまで人が行っていたカーペットのお掃除を代わりに行うロボットは有ったが、次の階へ行くには人の手を必要としていた。今回はその人手が必要なエレベーターへの乗降や昇降をロボット自身で行えるCYBERDYNE株式会社の清掃ロボット「CL02」を使用し、人手不足の解消に合わせ、これら深夜帯に行われる仕事の労働環境改善に貢献できることを期待し検証していく。
運用を行うお掃除ロボット「CL02」
エレベーターに自動で乗り込む「CL02」
これまでも両社はJR西日本グループの一員として、将来の労働力不足が事業継続にとっての重要な課題と認識し、清掃ロボットの導入に取り組んできたが、さらなる導入箇所の拡大を目指して、今回の実証試験を開始した。今後、人とロボットが共存しながら世の中に貢献できる仕組みを目指して検証し、他のビルへの展開に向けて取り組んでいく。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。
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