ロボットで地域のプログラミング教育を支援「Pepper ふるさと教育支援」を推進 ソフトバンクロボティクスとファインピースが連携

自動車整備機器のメーカー・商社として事業を展開するファインピース株式会社と同グループ(自動車整備補助金助成金振興社、ESG/SGDs導入支援機構)は、世の中のあらゆるテクノロジーと人々の共生をロボットソリューションで牽引するソフトバンクロボティクス株式会社とソフトバンクロボティクスが展開する人型ロボット「Pepper」(ペッパー)を活用した教育サービス「Pepper for Education/Pepper 社会貢献プログラム2」において業務提携することを発表した。


「Pepper ふるさと教育支援」を自動車整備業界の企業に向けて共同提案

「Pepperふるさと教育支援」は企業が自社で契約した人型ロボット「Pepper」(ペッパー)を地元自治体や学校・教育機関に無償提供し、地域のプログラミング教育を支援できる仕組み。既に福岡県中間市と宮崎県延岡市をはじめ複数の自治体が先行して活用している。



「Pepperふるさと教育支援」は自治体や学校・教育機関が持つ「プログラミング教育の予算不足」「企業と連携した教育活動の実現」という課題の解決と、企業側が単独では取り組みにくい教育領域での「SDGsの取り組み推進」「地域社会貢献」、これらの実現による「ESG投資対策」というニーズをつなげる役割を果たす。人型ロボットという先端テクノロジーを用い、かつ官民連携した教育活動を実現できるという点で先進的な取り組み。


ファインピースとソフトバンクロボティクスは企業が支援して「Pepper」(ペッパー)を教育機関に導入するパッケージである「Pepper ふるさと教育支援」を自動車整備業界の企業に向けて共同提案し、「Pepper」(ペッパー)を活用した先進的なESG投資対策・SDGs達成の実現に貢献する。さらに、今後導入した「Pepper」(ペッパー)を活用して児童・生徒たちが「自動車×環境」について学べるオリジナル教材を支援企業とソフトバンクロボティクスが共同で制作し、提供することも計画している。

オリジナル教材の例(旭化成株式会社と共同制作)



「Pepper for Education」および「Pepper 社会貢献プログラム2」について

「Pepper for Education」はPepperとともに、簡単にPepperを動かすプログラミングができるツール「Robo Blocks」や、Pepperと一緒に学べる教育アプリなどをセットで提供する教育機関向けのサービス。Pepperを教材として、子どもたちの課題解決力を育むことを目的に、「探究型学習」で活用できる。Pepper 社会貢献プログラム2は自治体や非営利団体向けに提供する、Pepper for Educationと同等のサービス。

提供内容

特徴

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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