元 乃木坂46の新内眞衣さん「宇宙スタジオで生放送してみたい!」日本科学未来館の浅川館長とトーク共演、あの最新技術も体験

日本科学未来館は、館長浅川智恵子氏が昨年4月の就任時に掲げたビジョン「あなたとともに『未来』をつくるプラットフォーム」の実現に向けて、今後の活動方針を発表する「Miraikan for 2030 プラン発表会」を、報道関係者向けに2022年7月8日(金)に開催した。

発表会には、特別ゲストとして「元乃木坂46」の新内眞衣さんが登場。「一人ひとりの未来と科学技術の可能性」をテーマに浅川館長とのトークセッションを行なった。


浅川館長「困難を科学技術の力で乗り越えた」

日本科学未来館の浅川館長はAIスーツケースを横に置き「私自身、中学時代の失明で情報へのアクセスと移動に対する困難に遭遇しましたが、今は科学技術の力で乗り越えることができ、まさに科学技術が一人ひとりの未来を拓くことを体験してきました」と話した。


「AI スーツケース」は浅川氏が館長に就任する前から研究開発に取り組んできた機器。視覚障害者が自由に安全に行きたい場所へ行くことをサポートするナビゲーションロボットで、盲目の人が白杖から解放される世の中がいつか来ることを信じて開発してきた。


新内眞衣さんは SDGs 啓発番組のメインパーソナリティーをつとめる

新内眞衣さんは鮮やかなピンクの衣装。これからの未来をつくる世代であり、この春に乃木坂 46 を卒業してから、4月からはラジオで SDGs 啓発番組のメインパーソナリティーを務めていることからも抜擢された。

新ジオコスモスを背に、元乃木坂46の新内眞衣さん

新内さんは「日本科学未来館へは小学生の頃に来て以来15年ぶりです。すごくワクワクしています!」と語った。
そして自身の最近の活動について「SDGs と聞くと一見難しい様に思えますが、一つひとつ紐解いてみると身近なことばかりなので、できることからやっていくことが大切だと感じています。


その中でも、以前、飲食店でアルバイトしていたこともあり、特にフードロスに興味があります。冷蔵庫は食べきれる分だけ入れておくことや、期限が短いものは冷凍庫に保存するなど、小さなことから取り組んでいます」と自身の SDGs の取り組みについて話した。


トークショーの前に新内さんも「AIスーツケース」を体験、「実際にAIスーツケースを体験することで科学技術の進化を実感することができました」

『Mirai can____!』「未来で実現してみたい」ことを聞かれると、新内さんは「宇宙スタジオで生放送してみたい!」と回答しました。



「Mirai can FES」への想い

「Mirai can FES」への想いに話が及ぶと、浅川館長は「夢が夢のままではなく、現実のことになる可能性があるという議論のきっかけになってくれたら嬉しいです。また、“犬と会話をしてみたい”など皆さんが考える『Mirai can____!』を通して、科学技術に興味を持ってくれる方々が増えてほしい」と自身の願いを語った。
新内さんは「未来について頭で考えると難しいけれど、(今回)実際に体験すると『あっ!便利な未来ってこんなに近くなっているんだ』と実感することができました。皆さんにも、是非たくさん体験して、何かを得てほしいなと思います」と応えた。



関連サイト
日本科学未来館

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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